「子どもの脳がストレスによって受ける影響」
こんにちは、こんばんは。
「子どもの脳がストレスによって受ける影響

子どもの脳の発達は、五感が発達した後に、さらに次元の高い機能へと発達していきます。
その時に無視できないものに「心つくり」があります。

心は、「知覚」・「感情」・「思考」・「記憶」などの機能を統合して、人としての営みを担っていく非常に大切な機能です。

子どもの身体は、バランスの良い栄養と十分な睡眠、適度にからだを動かすことで自然と育っていきます。
しかし、「心」を健全に育てるためには、もう少し理解と工夫と努力が必要です。


子どもの脳が、ストレスによって受ける影響の一つに、
ストレスに反応して分泌されるコルチゾールというホルモンがあります。このホルモン、大切な脳細胞を攻撃し、その攻撃の結果、脳の一部の発達が阻害してしまいます。

だから、子どもにとってストレスは大敵なのです。

虐待によるトラウマのある子どもは、視覚野や聴覚野といった「感覚をつかさどる脳の領域」や、感情や理性といった「心をつかさどる脳の領域」の発達が阻害されやすいことが報告されています。

子どもの脳の神経細胞は、ある年齢までは増え続けますが、ピークに達した後、数年をかけて減っていきます。

そのため、ストレスに注意するだけでなく、感受性の高いこの時期、日頃から子どもには適切な対応や言葉がけをしないと、脳の発達に悪影響を与えてしまうのです。

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発達に影響を及ぼすというのは、良い意味も悪い意味もあります。
たとえば、視覚野に入る刺激が良い刺激であれば、発達にとって良い糧となりうるのですが、逆にストレスをもたらすような刺激であれば、トラウマとして悪影響を及ぼします。

多くの被害と悲劇を残した東日本大震災では、マスメディアから繰り返し流される映像により、被災地から遠く離れ、直接的には被害を受けていない子どもにも、PTSDの症状を引き起こしました。
映像からストレスを受けた人の数は、大人よりも、脳の視覚野の感受性が高い時期にある子どもの方が多かったのです。

発達過程にある子どもの脳は、大人の脳と比べて未完成です。
子どもの脳は、ストレスに弱く、あらゆる刺激に対する感受性が高いのだという事を、しっかり認識する必要があります。

教育現場での問題の多くは、「こころ」の教育の未熟さから来ていることを知らされているようです。しかし もっと深刻な問題は、教師自身の心の教育が十分でない事も指摘されています。

それではまた、お目にかかりましょうね!

Nakamura momoko
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by mgmomoko | 2014-10-30 11:47 | 教育