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「子どもが受けるスマホの恐るべき影響」
こんにちは、こんばんは。
「子どもが受けるスマホの恐るべき影響」

これまで、テレビやパソコンや携帯が,親と子の触れ合いを 著しく弱めるものとして指摘されてきましたが、スマートフォンは、どうやら、それらをはるかにしのぐもののようです。

スマートフォンの一番の特徴は、乳幼児の子どもが自分で扱えるということです。簡単な操作で瞬間的に映像と音声が出てくるものに、小さい子どもが惹きつけられるのは当然と言えば当然です。
乳幼児期からスマートフォンに接していて、どのような弊害があるかは未知ですが、乳幼児期から過剰にテレビに接してきた子ども達のことは、分っています。

・言葉の力が弱い。
・集中力を欠く
・短絡的(深く考えることなしに,性急に二つの事柄を関連づけてしまうさま)
・攻撃的
・情感に乏しい
・創造力に欠ける
・思考力に欠ける
・社会性に乏しい
・視力への影響
など。

スマートフォンは、それを一層助長するものとして考えられています。

既に、現在においても電子メディア中毒が社会問題になっています。スマートフォンなどの電子メディアが、常に手元にないと落ち着かない、という大人や青少年は珍しくありません。

幼い時から電子メディアからできるだけ離れて育った人たちは、電子メディアに客観的に接し、道具として使う事が出来る傾向がある、とも言われています。

現代は、子どもを育てるのに難しい時代になったと感じます。
赤ちゃんがむずがって泣いたり、幼い子が少しばかり聞き訳が無くて騒いでも、それを子育ての一環として寛容に見てくれる社会背景がありません。

スマートフォンを与えていれば、静かにしてくれて、周りにも迷惑をかけないで済むということもあるでしょう。そのような、やむを得ないときがあるにしても、それでも、スマートフォンのかわりに絵本を持ったり、手近なもので注意をそらしたり、そんな努力をしながら、この時を乗り切って欲しいと願っています。

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日本小児科医会は、すでに2004年「子どもとメディア」の問題に対する提言を発表しています。2013年には、NHKニュースでも日本小児科医会が乳幼児とスマホについての警告をしている旨の報道がありました。

一見便利なものほど注意が必要!

今の世の中、そんな時代遅れなことを言っていては、社会について行けないよ、小さい時からメディアに慣れさせておかないと、とあなたは本当に思っていますか?
色々な組織・情動が、驚異的なスピードで成長する乳幼児期は、大人の数倍に及ぶ悪影響も受けてしまいます。

簡単なことではありませんが、優しい子育てを心がけましょう!

それではまた お目にかかりましょうね

Nakamura Momoko
by mgmomoko | 2014-08-17 16:53 | 教育