「神道と仏教、二つの宗教が、平和的に共存できる国、日本って素晴らしい!」
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「神道と仏教、二つの宗教が、平和的に共存できる国、日本って素晴らしい!」

ローレンシャンスクールでは、今年「鳥羽・伊勢」への春合宿に行って参りました。
初日の4月2日は、大変、穏やかな日に恵まれました。近鉄特急の中で、お母さまの愛情たっぷりのお弁当を頂き、志摩観光ホテルに到着。

早速、第一目的地の伊勢神宮に。
内宮の神楽殿にて、大大神楽を奉納させて頂きました。
40分程の神楽奉納の時間も、小さなお膝をきちっと揃え、おじぎをしたり、日頃聞き慣れない雅楽の楽器演奏に興味を示し、お雛様の右大臣のような装束の男舞を珍しげに拝見し、天照皇大神様への神楽奉納を、大いに楽しんだようでした。
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神楽奉納の後、神聖で厳粛な雰囲気を、思い思いに感じ取ってくれていたのか、しばらくは、みんな無口になっていました。

しばらくして、“ダンスがきれいだった“ ”うんうん、きれいだった“
“お辞儀できた?” “うん、沙里先生にお辞儀の仕方を三種類、教えてもらっていたからね”と、小さなお子様なりに感じてくださったものがあったようでした。

英語教師のジェリッド先生も、“僕は、笛の音が好きだった”と、それぞれがそれぞれのレベルで楽しんでくれた事が、大変嬉しくもありました。

無条件に神様を受け入れる事ができる子供達に、妙に感動してしまいました。

この春の合宿を通して、神道と仏教との共存が、日本ではごくごく自然に受け入れられていることを、改めて考えるきっかけになりました。

神道と仏教とは、それぞれ独立性を保ちつつ、お互いに深く相手の世界に浸透しつつ、相手の信仰体制を強化する役割を果たしてきました。( 参考資料:島田 裕巳 東京大学人文科学研究科博士)

もし、神道が、開祖や宗祖、教義や救済の方法論を持っていたとしたら、仏教と激しくぶつかり合い、宗教戦争に発展したかもしれません。

世界を見れば、宗教戦争で同じ国民同士が、国をも滅ぼす殺し合いをした過去も多く見られます。その中で、日本では、もともとあった神道に加え、538年仏教が伝来してきましたが、今日に至まで仲良く両立している状態です。

これは、日本人の性格が鷹揚な為なのか、それとも、それほど宗教に執着していないからなのでしょうか?
神道には、仏教にあるものがことごとく欠けていた為、どこまで深く浸透しても対立するという事がなかった、と言われています。

そのため、神道と仏教は、片方が生の領域に深くかかわり、もう片方が死の領域に深くかかわる事で、役割分担を行なうことが可能になったようです。

人生儀礼においても、出生や子供の成長、結婚などに関るものは、神道が担い、葬式から死後の供養などは仏教が担う体制が作られました。

神道と仏教とは1000年以上も共存し続け、 私達が何の違和感もなく、両者を使い分けている事は、世界的に見れば、大変珍しい事だと思います。


とても面白いなあと、感じました。

                
それではまた、お目にかかりましょうね。

中村 ももこ
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by mgmomoko | 2012-04-13 22:01