人気ブログランキング | 話題のタグを見る
「放射能に負けない 実生活の智恵」
こんにちは、こんばんは。

「放射能に負けない 実生活の智恵」

さまざまな種類の放射性物質である、ヨウ素、セシウム、ストロンチウム、プルトニウムなど、残念ながら最近よく耳にしますが、その実態は、というと今一つ詳しくは分かりません。

が、ヨウ素は、子どもの喉にある甲状腺にくっついて、甲状腺がんのもとに、セシウムは、体中に広がって、さまざまな癌を発生させ、ストロンチウムは、骨にたまっていき白血病の原因に、プルトニウムは肺に入ると肺がんの原因にと、これを聞いただけでも恐ろしい事が良く分かります。

特に、子ども、赤ちゃん、お腹の中の赤ちゃん、妊婦さんは、同じ放射線を受けても体内の組織が活発に動いている為に、大人の人よりも、3倍の吸収をしてしまうのだそうです。

と聞けば、やはり避けられる範囲で、でもストイックに考え過ぎずに毎日の食卓を準備したいと思いますね。

そこで、チェルノブイリ原発事故で放射能汚染が一番ひどかったベラルーシに住む主婦の方の智恵袋が、分かりやすくて大変参考になると感じましたので、皆さんにお伝えしたく思いました。

^^^^^^^^^^以下、抜粋

「放射能は目にみえないホコリか粉みたいに思っておけば間違いない。
そう考えると自然に、表面はきれいに洗い、丁寧に皮をむこうと思いますよね。たとえば、トマトも気になる時は、湯煎にして皮をむくと安心です。」

「放射能に負けない 実生活の智恵」_a0183245_17425234.jpg


「放射能は目にみえないホコリか粉ですから、でこぼこの箇所に溜まり易いので、表面がでこぼこした野菜があったら、要注意。例えば、ジャガイモの芽の部分は、しっかり包丁をいれてカットする。野菜のへたの部分も切り取って食べないように。」

「放射性物質は、水が大好き、水に溶けて水のある方に移って行くと覚えましょう。
雨に注意が必要なのも、よく水に溶けるからなのです。
固形物の中にある放射能も周りに水があると、固形物から水のほうに移動します。ですから、肉なども2%の塩水を作り酢少々を加え10時間ほど浸しておくと、肉の中の放射能の一部は水に流れだします。これで肉の中の放射能を結構減らすことができます。

「同じ意味で、水で煮込んで煮汁と一緒に食べる料理は非常に危険です。
煮物をするなら一度煮て、放射能が溶け出した煮汁を捨てる、そして、新たに水を加えて調理する。」

「おやつは、放射性物質を体外に排出する食物として、子どもたちにプルーンやりんごを与える。特にりんごは、体内の放射性物質を吸着し排出する効果、被爆による活性酸素を除去する抗酸化作用、さらにカリウムをたっぷり含むためセシウム対策にもなる。」

と、比較的分かり易く、この中の一部分をされてもいいですし、勿論、距離とか食品、年齢等、条件を加味され、神経質になり過ぎないように、しかし、セシウム、ストロンチウムなどは、半減期が30年、プルトニウムは2万5千年ととてつもなく長い時間かかるものですから、小さなお子様には少しずつ食事を気をつけるよう心がけて参りましょう。

それではまた、お目にかからせて下さいね。


                          参考:ベラルーシ在住16年 辰巳 雅子さんの記事より
by mgmomoko | 2011-08-27 17:42