この時期迷う、幼稚園・保育園選びについて
こんにちは、こんばんは。
「この時期迷う、幼稚園・保育園選びについて」

子どもの脳にとって良い幼稚園・保育園とは、どんな幼稚園・保育園なのでしょうか!

脳の基礎がつくられる「臨界期」は、多くの場合 小学校入学前に終わってしまいます。
臨界期という視点だけをもってすれば、小学校はまだしも、中学・高校・大学もあまり関係ないともいえます。

そこでどんな経験をし、どんな友達や教師と出会い、何を学ぶかは、もちろんその子の人生にとって大事な財産になりますが、こと脳の基礎という意味では、幼稚園・保育園の選択の方がずっと大事だといえます。

幼稚園の場合は、それぞれの運営者が考える教育方針に基づいて、さまざまな保育形態がとられています。

大きく分けて、プレスクール的な一斉保育形態と個々の園児に応じて目標を立てる自由保育形態、その中間に位置するような保育形態もあるでしょう。

園によっては英語や漢字や算数まで、一斉に教えてくれる所もあります。

3~4歳から6歳というのは、その子の個性以前に、心身の成長に非常にバラつきがある年頃です。
それこそ学校で一律な教育を受けるには早すぎるから、彼ら・彼女らはまだ学校
に行っていないわけで、バラつきはあって当然ということをよく理解した幼稚園・保育園を選ぶことです。

特に就学以前において、子ども側の受け入れ態勢を無視した詰め込み教育は、決して脳にとって良い「刺激」や「経験」や「環境」とは言えず、いくら臨界期の柔らかい脳といっても、親の欲目から いたずらに刺激を与え過ぎたり、ああしろ、こうしろと無理強いが過ぎるのでは感心しません。

英語や漢字をいくつ覚えたからといって、その子の脳が「育った」ことにはなりません。目先の成果は成果として、子どもを褒めてあげることも大切ですが、親がその成果に踊らされ、さらに成果を求めるようになっては、子ども本来が持っている「知りたい!」「やりたい!」という本来の意欲自身も無くなってしまいます。

目に見える成果の分りやすい英語や漢字や算数を一斉授業で教えてくれ、お弁当ではなく給食にし、送迎バスを出し、親たちの負担をいかに減らすかは、幼稚園側にしてみれば、この少子化時代を生き残るための経営戦略だったりもします。

小学校に入ったら、自分の机にきちんと座り、みんなで同じ授業を抵抗なく学べる準備を、一斉保育ではしていると言えます。

ちなみに、新しい教育改革の一環として、100年前から続く 今の一斉授業の形態がいつまで続くかは疑問ですが。(教育成果を大きくあげている諸外国では、とうに一斉授業をしていません)


自由保育形態では、他人との比較に囚われず、のびのびと遊ぶことで、自分という存在に関する基本的な自信を身に付ける事ができます。

一方、より多くの脳回路を作るという点では、一斉保育の方に軍配が上がりそうですが、劣等感や疎外感など、「マイナスの回路」までつくられてしまう可能性があるとすれば、その子なりのペースで達成感や自信を身につけられる自由保育の方に分があるといえます。

その辺りは親たちの好みもありますが、基本的には我が子の向き・不向きや、オクテか早熟かを見極める事が大切です。

その子なりの成長を保育者と親とが共に見守り、情報交換の機会を日常的に持つためには、 当然ながら保育者一人当たりが担当する園児も少人数になってきます。

そのどちらの場合にしても、保育や教育の、本当のプロがいる幼稚園・保育園を選ぶことが重要です。

親の希望だけでなく、我が子の成長度合いを良く見て選択して頂けたらと願っています。

それではまた、お目にかかりましょうね!

Nakamura momoko
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# by mgmomoko | 2014-09-14 10:27 | 教育
「あなたは20年後の未来を予測する教育を、我が子にしていますか?」
こんにちは、こんばんは。
「あなたは20年後の未来を予測する教育を、我が子にしていますか?」

「関係ありません!」とか 「難しそう!」と言わず 大切な我が子のために、どうぞ耳を傾けて下さい。

現在、若者を中心に、求める豊かさの質も 明らかに今までとは変わってきています。

2000年以降、「楽しい生活をしたい」という若者は、約40%に迫る勢いです。一方
かつては30%もあった「経済的に豊かな生活を送りたい」は低下傾向です。

また、注目に値するのは、「社会の為に役立ちたい」と考える割合が増えてきています。
その割合は、2000年頃から徐々に上昇し、現在では5%から15%まで伸びてきています。
「世の中を判っとらん!」という大人たちに比べ、若者の方が、本質を見ているのかもしれませんね。

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さて、ここで日本のGDPに対する教育投資額を見てみましょう。

世界34カ国が加盟するOECD諸国の中で最低レベルです。にも関わらずOECDが3年ごとに行うPISA(国際学習到達度調査)において日本は5~6位を獲得しておりますが、それはなぜ?

公教育だけでは無く、別のお財布、つまり「親のお財布」から積極的に投資が行われているからなのです。

よい大学に行きたいと思えば、大学の試験に受かるための勉強をしなければならない、というのが実態です。

そこには、大学受験にパスすれば、後は積極的に勉強しなくても、右肩上がりの経済に守られ、一生安泰に暮らせるという大前提がそこにあったのです。

しかし、そんな時代は残念ながら とうに終わりました。

私たちが詰め込んできた知識は、手元のスマートフォンで、グーグルにアクセスすれば、瞬時に手に入るようになり、確実にその価値は低減しています。

さらに10年、20年の未来を見渡せば、もはや私たちが予測し得る世界ではなくなっているでしょう。
ある調査によれば、現在ある職業の4割が未来なくなるであろう。と言われています。
親の生きてきた方法と同じ方法を、子どもに取らせていては大変なことになりかねません。


私達親に求められているのは、「いま、この瞬間の社会を見て、教育システムの在り方を決めてはいけない」という事です。

21世紀に入り、大量生産大量消費の時代から、グローバルに通用する独創的な知識を基礎とした知識経済社会システムへの移行がすでに始まっています。
日本の低成長は、このグローバルな知識経済社会システムへの移行がうまく進んでいないことが一つの要因であるとも言われています。

更に言えば、100年以上もの間、教育のスタイルが変わらなかったことによって、新しい時代に対応できる人材を作れなかった!ことに問題があると考えられています。

20年後の未来に必要な人材を、100年前と同じ教育システムで育てることが出来るとは到底思えません。

これからの教育は、知識を詰め込むだけでは駄目です。
自ら考えることなく、受動的に知識を吸収するだけの詰め込み型の授業では、20年後を生き抜く子どもを育てることはできません。

私達親は、いま、私達を取り巻く世界に主体的にコミットすることが重要です。(決してゆでガエルになってはいけません)

今回の新しい内閣のなか、下村博文 文部科学大臣が留任されました。大きな理由として、現在取り組んでいる教育再生事業を、推し進めていく為とのコメントがありました。

教育再生授業の一つとして、2018年をめどにセンター試験が廃止されます。教育再生事業の目玉として、「自分の力で考え、発信する能力、更には異文化理解の前提として、自国の文化への理解を深め、アイデンティティを確立するなどは、グローバル人材に求められる素養・能力そのものと言えます。」  
 下村文部科学大臣からのメッセージより抜粋
下村文部科学大臣留任からも、教育再生事業への 国の本腰さを感じます。

グローバル=英語力 だけのことではありません。

      アイデンティティ・・・「あるものがそれとして存在すること」、またそうし認                  識をさします。
                  「人が時や場面を越えて一個の人格として 存在し、                   自己を自己として確信する自我の統一を持っている                  こと」と説明され、「本質的自己規定」をさします。

それではまた、お目にかかりましょうね。
Nakamura momoko
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# by mgmomoko | 2014-09-04 12:32 | 教育
「子どもが受けるスマホの恐るべき影響」
こんにちは、こんばんは。
「子どもが受けるスマホの恐るべき影響」

これまで、テレビやパソコンや携帯が,親と子の触れ合いを 著しく弱めるものとして指摘されてきましたが、スマートフォンは、どうやら、それらをはるかにしのぐもののようです。

スマートフォンの一番の特徴は、乳幼児の子どもが自分で扱えるということです。簡単な操作で瞬間的に映像と音声が出てくるものに、小さい子どもが惹きつけられるのは当然と言えば当然です。
乳幼児期からスマートフォンに接していて、どのような弊害があるかは未知ですが、乳幼児期から過剰にテレビに接してきた子ども達のことは、分っています。

・言葉の力が弱い。
・集中力を欠く
・短絡的(深く考えることなしに,性急に二つの事柄を関連づけてしまうさま)
・攻撃的
・情感に乏しい
・創造力に欠ける
・思考力に欠ける
・社会性に乏しい
・視力への影響
など。

スマートフォンは、それを一層助長するものとして考えられています。

既に、現在においても電子メディア中毒が社会問題になっています。スマートフォンなどの電子メディアが、常に手元にないと落ち着かない、という大人や青少年は珍しくありません。

幼い時から電子メディアからできるだけ離れて育った人たちは、電子メディアに客観的に接し、道具として使う事が出来る傾向がある、とも言われています。

現代は、子どもを育てるのに難しい時代になったと感じます。
赤ちゃんがむずがって泣いたり、幼い子が少しばかり聞き訳が無くて騒いでも、それを子育ての一環として寛容に見てくれる社会背景がありません。

スマートフォンを与えていれば、静かにしてくれて、周りにも迷惑をかけないで済むということもあるでしょう。そのような、やむを得ないときがあるにしても、それでも、スマートフォンのかわりに絵本を持ったり、手近なもので注意をそらしたり、そんな努力をしながら、この時を乗り切って欲しいと願っています。

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日本小児科医会は、すでに2004年「子どもとメディア」の問題に対する提言を発表しています。2013年には、NHKニュースでも日本小児科医会が乳幼児とスマホについての警告をしている旨の報道がありました。

一見便利なものほど注意が必要!

今の世の中、そんな時代遅れなことを言っていては、社会について行けないよ、小さい時からメディアに慣れさせておかないと、とあなたは本当に思っていますか?
色々な組織・情動が、驚異的なスピードで成長する乳幼児期は、大人の数倍に及ぶ悪影響も受けてしまいます。

簡単なことではありませんが、優しい子育てを心がけましょう!

それではまた お目にかかりましょうね

Nakamura Momoko
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# by mgmomoko | 2014-08-17 16:53 | 教育
「子育て中のお母さま方にとって、一番の恐怖は」
こんにちは、こんばんは。

子育て中のお母さま方にとって、一番の恐怖は
『もう出遅れです!』と言われてしまう事ではないでしょうか。

この恐怖の為に、子供のお勉強やお稽古ごとにたいして 不安でいっぱいになったりします。。


幼児期のお子さんのいる家庭には、“お話も、お勉強も“のキャッチフレーズのもと、月刊雑誌と教材のセットなどの勧誘が盛んに行われているようです。これは、幼稚園や保育園を通して購入する廉価の月間絵本についても同じです。

お母さまにとって“お勉強も”に魅力を感じているのが本音かもしれません。

「小学校へあがって人並みにやっていけるように」という親の気持ちが分らないわけではありませんが、「早くに走り出せば、それだけ多くの実りが得られる」と言うほど、人間は単純にはできていません。

子どもの人としての自然な成長にそぐわない、人工的で非科学的な“教育”は実を結ばないばかりか、いずれ、なんらかの「ひずみ」となって、子ども自身に現れる恐れがあります。

この年齢の子どもは、“ペーパー型のお勉強”をする時期ではありません。
そうではなくて、近い将来、勉強が出来るようになるための土壌を、深く耕していく時期なのです。
耕されていない大地に種をまいたところで、力強い苗は育ちません。
子どもは今を生きる人、今を存分に、子供らしく生きることが未来に繋がっているのです。

土壌を深く耕すと、結果として いくつもの恵みをもたらします。
・ことばの力
・考える力
・集中して聞く力
・想像力
・知的好奇心など

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お家で絵本をよく読んでもらってきたんだね、とわかるお子さんが時にいますが こうした子は、先生の話をまるで吸い取るように聞いています。もちろん、学習をはじめ、全般にわたって、まず心配のない子です。

スマートフォンを子どものおもちゃ代わりにするのはもとより、子どもの前では、できるだけテレビも消してみませんか?そうすることで、きっと、子どもの新しい出会いがあるはずです。
おしゃべり、お絵描き、折り紙、あやとり、散歩、お手伝いなどなど。

どうぞ、家庭に静かな時間を取り戻してください。赤ちゃんがいればなおさら、赤ちゃんが目覚めている間は、テレビなどの人工の音は消し、人工の音から赤ちゃんを守りましょう。

テレビの害は、まず音です。家族がテレビを見る時も音量をさげるかイヤホンがお勧めです。
静けさの中から聞こえてくる、お母さんの立ち働く音、風のそよぎ、街のざわめきなどに耳をそばだて、人と世界に繋がろうとしています。
                  参考資料: 童話館グループ 川端 強氏

焦らないで、さりげなく

それではまた お目にかかりましょうね。

Nakamura momoko
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# by mgmomoko | 2014-08-09 18:04 | 教育
「陥りがちな 罠]
こんにちは、こんばんは。
「陥りがちな 罠」

子どもの問題行動に対して、なにが原因で、こんな行動を起こしてしまうのか、しばしば親も悩むところです。
専門行動療法士であり、臨床心理士の奥田健次先生による興味深いお話があります。

アキラ君は、興奮状態が高まったり、欲求不満が高まったりすると奇声をあげていました。

アキラ君は、近所の医師に「重度のてんかんを持つ知的障害のある自閉症です」と診断されました。

アキラ君は、1時間に7回の奇声を上げ、そのたびにお母さんは、アキラ君を抱っこして肩をトントンと優しくたたいて介抱してあげました。そして「ご近所さんにご迷惑をおかけしてばっかりで。。。。。」と疲れ果てた様子でした。

そこで奥田先生は、
(直前お母さんに抱きしめられていない)→(奇声を上げる)→(お母さんに抱きしめてもらえる)

これを
(直前お母さんに抱きしめられていない)→(奇声を上げる)→(お母さんに抱きしめられない)

さらに
(直前お母さんと一緒に部屋にいる)→(奇声を上げる)→(お母さんと一緒にいる部屋から連れ出される)

(直前お母さんに抱きしめられていない)→(静かに一人遊びする)→(お母さんに抱きしめてもらえる)

に大きく循環論を変えました。すると、
アキラ君は、2カ月後には全く奇声を上げることなく、一人で遊ぶことも出来るようになり、数年後には、小学校も通常学級に入学したばかりか、平均より上くらいの学力と、学級担任から言われるほどになりました。

我が子は自閉症ではないから、とおっしゃるお母さまに、
タカシ君の例
(友達に声をかけられていない)→(「もう駄目だ。僕は」とい)う→(友達に声をかけてもらえる)

(周りの人に励ましてもらっていない)→(「もう駄目だ、僕は」という)→(周りの人に励ましてもらえる)
お分かりだと思いますが、タカシ君には弱音を吐くと、たくさんのメリットがあるようです。友達から注目されたり、励ましてもらえたり、しかし、こうしたことを続けていると、当然のことですが、本当の友達とは思われなくなったり、重要なことを任せてもらえなくなります。

行動分析学では、「原因」と「結果」を逆に考えることがポイントです。

通常、テーブルの上にジュースがこぼれてしまった。(結果) うっかりグラスに手が当たってしまった。(原因)
いまここで起こってしまっている出来事は、「原因が先」で「結果が後」です。ところが、人や動物の行動を見る時には、それを「真逆」に見なければならないのです。

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行動の前に何が起きたのかを考えるよりも、その行動の結果として何が起きたのかを考える。時間的に後で起こった出来事が、その先に起きた行動の原因になっているなどと、一般の人はもとより、人間の行動について探求する心理学者や医師ですら考えないものです。

行動分析学が、他の心理学よりもユニークな点は、ここにあると言っても過言ではないのです。    
                     ―「メリットの法則」奥田健次著―

私たちは、これと同じようなことを親子の間でしている事が 結構あります。

駄々をこねる時、「とりあえず叱りながら言い聞かせる。」または、「人前があるのでとりあえず抱っこする。」などは、この循環論からすれば、子どもに「妙な成功体験」を積ませている事になり、いつまでたっても問題は解決しません。

人の本能は、「生きたい」「知りたい」「仲間になりたい」ですから、
「相手をしてもらえない」これこそ 脳科学的にも一番辛く効果的なのです。


いかがですか?あなたはお子さんに妙な成功体験させていませんか?

子育ては、本当に大変な仕事です、が、やりがいのある、必ず結果がついてくる仕事です。共に頑張っていきましょうね!
明日から夏合宿です。今年は熊野古道に出かけます。みんな頑張って歩いてくれることでしょう。子ども達にとって、良い成功体験になることを願って。

それではまた、お目にかかりましょう!

Nakamura momoko
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# by mgmomoko | 2014-07-29 07:56