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お母さんの愛を引きとめるために、良い子でいようとする子ども達が急増しています。
こんにちは、お久しぶりです!

お母さんの愛を引きとめるために、良い子でいようとする子ども達が急増しています。


「子どもが言っていますから」
「子どもがそうしたいというものですから」
とは、お母さま方からよく聞く言葉です。

子どもは、本当に自分の気持ちを正直に言っているのでしょうか?
こんな風に考えたことはありますか?

「子どもはまだ幼くて、正直で、本当のことしか言わない」と思っていませんか?
幼稚園児も、年中になればいろいろ複雑な感情を持ち始めます。それまでは、自分の気持ちが中心になっていたものが、相手の複雑な感情も考えられるようになって来ます。

特に、一番大切で、一番大好きなお母さんの気持ちを深く考えるようになるのは、個人差こそありますが、けっこう小さなうちから始まります。

嬉しい、楽しい、といった感情は、まだまだシンプルですが、悲しい、悔しい、羨ましい、といった感情を持ったとき、そうした感情をどのように伝えたらよいのかは、その子のその後の成長にとって重要です。

「悲しい時には、悲しんでいいんだよ!」と言われて育った子は、大人になったとき、悲しみは健全だと感じる。だから、とても早く悲しみから抜け出すことができます。

一方、「ほらほら、泣いてはいけません」
と言われて育った子どもは、大人になって泣きたいとき、泣く事ができずに苦しい思いをしてしまいます。泣くなと言われて育った子どもは、悲しみを抑圧してしまいます。

抑圧され続けた悲しみは、慢性的な“うつ”になり、非常に不自然な感情を持ち危険です。

特に重要なことほど、お母さんに対して「ノー」と断るのが困難な子どもは少なくありません。
実は、嫌いな事なのに、「ノー」といえば、お母さんを傷つける、そんなことはお母さんを悲しませると感じて、本当のことが言えないのです。

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怒ることを許されて育った子ともは、大人になった時も怒りに対して健全な態度でいられる。だから、早く怒りから抜け出すことができます。

怒りは良くないことだと教えられて育った子どもは、怒りを表してはいけない、それどころか怒りを感じることすらよくない!と思い、その結果、成人後、怒りをうまく処理するのに苦労します。
抑圧されつづけた怒りは、非常に不自然な感情で、溜まった怒りのために人殺しさえしてしまいます。

5歳の子供が、お姉ちゃんを羨ましいと思う感情も、はやく自分もそうなれたらいいな!とおもう自然な感情で、この感情のために、もっと頑張ろう、もう一度やってみようと努力できます。
小さな子どもの羨ましい、と思う感情は健全で、自然なことです。

「うらやましい」という感情を表すことを許されて育った子どもは、大人になった時にも「羨望」に対して、健全な態度でいられますが、
「羨望」羨ましいとおもう気持ちは、良くないことだと教えられて育った子どもは、羨ましいと思ってはいけない、羨ましいと感じることすらいけないと思い、成人後、羨望の感情をうまく処理するのに苦労します。

こうした、抑圧された感情は、嫉妬になり、嫉妬のために、人は暴力的になり、他人や自分を傷つけたりします。

お母さんの愛を引きとめるため、本当の気持ちを言えないでいる子どもを見るのは辛いことです。

子どもは、お母さんが考えているよりも、もっともっと複雑な感情を抱え、「けな気」なのです。

我が子が必要以上に良い子だと感じたら、また、母親のいないところでお友達に意地悪になったりしていたら、
「お母さんもあなたぐらいの時、こんなことがあったわ」と負の感情を持つこともあると、それは決して悪いことではないと伝えてあげてください。

もう少し大きくなれば、相反する感情が同時に存在することもでてきます、そうした複雑な感情も健全に持てるよう、今から「人としての感情」を上手に育てて参りましょう。

それではまたお目にかかりましょう。

Nakamura momoko
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by mgmomoko | 2015-07-12 18:46