<   2013年 10月 ( 2 )   > この月の画像一覧
「夫婦喧嘩の中にも、子どもの為になるものもある?」
こんにちは、こんばんは。

「夫婦喧嘩の中にも、子どもの為になるものもある?」



子どもの見ている前で夫婦喧嘩をすることが子どもの為に良くないことは誰でも知っています。

こうした問題に疑問を追い続けたノートルダム大学のマーク・カミングス博士は、



子どもの情動面の健全と安定が、親子間の直接的な関係よりも、両親との関係によって大きく左右される事実を確認していることが、以下の実験によって確かめられました。



2人の大人が口喧嘩しているビデオを子どもに見せて、登場人物が両親だったらどう思うか想像させるというものでした。



このビデオの実験では、やらせの口論を見せた子ども達の、実に3人に1人が攻撃的な反応を見せた。

大声で叫んだり、怒り出したり、クッションにパンチを食らわせたりする。

ところが、そこであることをしたところ、4%を除くすべての子ども達の攻撃的な反応を一掃することができた。



いったい、どんな魔法を使ったのか?



口喧嘩だけでなく、仲直りする様子も目撃させたのである。喧嘩の真っ最中でビデオを止めると大変な悪影響がみられたのに、争いが何とか解決するところまで見せたところ、子ども達は落ち着きを取り戻したのである。



口論の激しさを色々変えてみたけれど、それとは全く無関係でした。と、博士は語る。

どれほど激しい口喧嘩になろうと、解決しさえすれば、子どもにとってはめでたし、めでたしなのです。

a0183245_23222855.jpg




このセッションが終わったとき、大半の子ども達は、両親の仲睦まじい様子を見た後のように上機嫌だったそうです。



もし、夫婦喧嘩の真っ最中に、子どもに見せまいとして休戦し、2階に上がってから再戦!というのでは、事態をいっそう悪化させかねないということです。

特に、子どもに「ほら、パパたち、もう仲直りしたよ!」というのを忘れたら、それこそ最悪です。



子どものいない所で夫婦喧嘩をしたのだから、子どもは何も見ていないはず、と思っていても、子どもは喧嘩の結末を知らないまま、パパとママは喧嘩したんだと気付くのだそうです。



子どもの為と思って仲直りしたふりをしても、子ども達はお見通しです。



子どもは、対立の解決から教訓を得る。夫婦喧嘩が妥協と和解の仕方を教えるよい例になるのです。



とは言え、子どもは、解決前には、パパとママがこのまま喧嘩し続けたら、ぼくはどうなるんだろう??と真剣に心配しているのも事実です。



「最近、パパはよく怒るよ。」「どんなことで?」

「僕が悪いんだけど、でも、気分も悪いんだと思う。」

「先生!家に帰ったら、お父さんとお母さん仲直りしていると思う?」

「もし、仲直りしていたら100円あげる。でも、仲直りしていなかったら1億円もらう!」



などなど、子ども達は、喧嘩の行く先を大変心配しています。



口喧嘩するのは、100%悪いことばかりではないようですが、しっかり仲直りの場面も見せてあげてくださいね!



それでは、またお目にかかりましょう。



Nakamura momoko
[PR]
by mgmomoko | 2013-10-29 23:22 | 教育
「せっかく習う英語も、ビデオ教材で習うと どうなる?」」
こんにちは、こんばんは。
「せっかく習う英語も、ビデオ教材で習うと どうなる?」」

言葉に関する臨界期にある 子どもの脳に経験と刺激を与えるにしても、その
「与え方」で効果は、まるで違ってくることがアメリカで行われた実験からわかってきました。

一日、5時間 生きている生身の人間が目の前で中国語だけを話すと→
  内容が理解できるようになった子どもが数人ながらいた。

一方、ビデオの中の人間が中国語を話したところ→
  まるで効果がなかった。

というなんとも興味深い結果が得られたのです。

a0183245_23364821.jpg


せっかく英語を習うのなら、同じネイティブでも「ビデオやテレビの中の英語教師」より、そこに生きている生身の先生に、脳の経験としては軍配が上がるようです。

言葉に関する臨界期は、だいたい5~6歳までと考えられ、また、別の実験では、11歳までに複数の言語に触れた人間と、12歳になってから触れた人間では、脳の中の言語に関する情報処理マップがまるで違っていたという結果も出ています。

言語に関する経験とは、単に誰かの言葉を耳で聞いて、その音声を聴覚的情報として処理するだけでなく、その言葉に込められたニュアンスや相手の気持ちや体調、ときには真意や作為まで受け取る経験を含みます。

その点、生身の人間というのは、実に多くの情報にあふれた存在で、その人がそこにいるだけでも言葉にならない言葉を発していることは少なくありません。

言語的経験の初期にある子どもにとっては、言葉そのもの以外の情報も重要な要素なのです。
子どもが初期の言葉を母親のほほ笑みから、口元から学ぶことから考えても、これは、当然と言えば当然のことです。

ビデオ教材は、子どもが夢中になっている隙に、家事もはかどり、一石二鳥ではありますが、効果はそこそこにしか期待できませんし、下手をすると、将来的に「度を越したメディア依存」の引き金を引くことにもなりかねません。

特に、幼い子どもは、言葉だけでなく すべてを生身の人間から学ぶことが大切なのですね。


賢い子どもに育てたかったら英語にかかわらず いろいろなことをシャワーのごとくに話しかけることです。

今日もお子さまと いっぱいお話しましたか?

子育て、楽しんで過ごしましょう。

それではまた、お目にかかりましょうね!

*臨界期・・・外界からの刺激に対する集中力がもっとも高い時期

Nakamura momoko 
[PR]
by mgmomoko | 2013-10-26 23:37 | 脳科学