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映画「小さな哲学者たち」に感じること
こんにちは、こんばんは。

映画「小さな哲学者たち」に感じること

スクールのご父兄から、「先生、予告編だけなので はっきり分かりませんが、ローレンシャンスクールがやっているのと、同じようなことをしてる映画でしたよ。」と教えてくださり大いに興味を持って、小さな映画館に行ってきました。

1日一回上映という、なんともゆっくりの映画館(シアターと言うべきでしょうか)で「小さな哲学者たち」は上映されていました。

映画館に入るのは、何年ぶりでしょうか。あまり気が進まなかったのですが、見たい気持ちが先に立って出かけたのです。が、昔の映画館とは大違い、1階のちょっとおしゃれなカフェでのんびり過ごした後、ゆったりと飲み物を持って入ることのできる場所でした。椅子の横には飲み物用のラックまであり、至れり尽くせりの映画館。随分と変わったものです。
余談が長くなってしまいました。すみません。

この映画、世界初の試みとして、フランスの幼稚園で行われた哲学の授業を2年間に渡って密着取材したドキュメンタリー映画でした。
場所は、フランスの公立の幼稚園。

哲学を学ばせることによって、子どもの成長と変化を描いたドキュメンタリー映画、
人種も民族も様々な中、若い女性教師と子どもたちが、試行錯誤を重ねながら、心を通わせ、成長していく姿を映しています。(映画のコメント)

3歳から5歳までの子どもたちに哲学の授業をしていきます。
といっても、講義のように教えるのではなく、子ども達に考えさせ、発表させながら難しい問題に取り組んでいくのです。

最初、何も、だれも発言しない子ども達に、若き教師は、戸惑いながらも、語りかけ続けていくのです。まったく話せず、ひたすら聞き役に回っていた子どもも、徐々に自分の意見を言えるようになっていきます。“愛について、死について、人種について”、大きく難しい問題にも、子どもたちは大人顔負けの意見を言葉足らずに話すさまは、本当に可愛らしく、また、たくましくもありました。

この年齢で、ここまで内容を理解出来るものなのかと、感動しました。
まるで、小さな大人です。

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徐々に、哲学の授業で取り上げられた会話は、幼稚園内に留まらず、親子の間でも、話し合われるようになっていきます。

いよいよ幼稚園を卒業する日が近付くと、この幼稚園を懐かしむようになるだろう、この哲学の授業がもう無くなることについて寂しく思う、自分達が受けたと同じような哲学の時間を、年下の子どもたちが受けていくのだろ、など、子どもたちの言葉が流れる中、エンディング画面になっていきました。

誰もしばし立つ人もいませんでした、恐らく、考えさせられる映画でしたから、それぞれ思うところがあったのかもしれません。

国の違いはありますが、多様化する現代の教育の在り方について大きなヒントとなる作品でもありました。       
この映画、名古屋では、9月2日まで伏見ミリオン座にて上映中

スクールでの取り組みも、先の長い取り組みですが、なんだかとても勇気付けられました

お時間のある方は、ぜひご覧になってください。
それではまた、お目にかかりましょうね。
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by mgmomoko | 2011-08-30 23:31 | 教育
「人間の脳も、間違いを犯すもの」
こんにちは、こんばんは。

「人間の脳も、間違いを犯すもの」

頑固・反論されてカチンとくるのは、脳科学的にも要注意!

以前に、人間の脳神経細胞には、「生きたい」、「知りたい」、「仲間になりたい」の3つの本能があると書いてありましたが、それに加えて「統一・一貫生」、「自己保存」という脳のクセがあります。

この生きていく為に必要な「統一・一貫生」、「自己保存」という脳のクセが、時に私達にとって有益でない、むしろ害になる状況を作ることがあるようなのです。

脳では、2つの思考の渦巻きが発生し、その内の一方から「心」が、もう一方から「信念」を生みだすという機能を持っています。

信念は、一度持つと、なかなか変わらないもの。これは、「統一・一貫性」を守るというクセに加え、自分の考えを守りたいという「自己保存」のクセが働くためなのです。

「持論に凝り固まる」「先入観や常識にとらわれる」といった反応も、もともと脳が持っているクセが過剰に働いたもののようです。


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「一度決めたら、他人がなんと言おうと自分の意見は、絶対に曲げない!」と言う人。
こうした頑固さは、ときに「こだわりのある人」「意志の強い人」と言った、良いイメージで捉えられていることもあります。

私自身、物事に行き詰まった時、「ま、いいかあ」と考えてしまう自分は、
全く意見を変えない人に比べて、意志が弱いちょっと駄目な人間なのではないかと、自分を責めた経験も過去にはありました。

確かに目標をコロコロ変えてしまうのは、脳にとっても、目標を達成する為にも良くありませんが、まったく他の意見を取り入れる余地がない程一つの考えに固執してしまうのも、脳の悪い癖が出ている証拠。

「統一・一貫性」のために頑固になり、いったん正しいと思い込んでしまうと、脳はそれ以上思考を深められなくなる、深めなくてよいと判断してしまうのです。

また、「自己保存」のクセが強く働き過ぎると、自分の立場を守る気持ちが強くなり、人の意見に従えなくなってしまうのです。

現在、独創的だといわれる人が少なく、重宝されるのは、それだけ「統一・一貫性」をはずすことが難しいことを示しているといえるのでしょう。

考えてみれば、自分とは異なる意見を聞いたからと言って、気分まで害する必要はないはず、それどころか、思考を深める為に大切な「自分を疑う」という機会を提供してもらえるのだと考えることが出来れば、脳のパフォーマンスをあげる上でも、歓迎すべき事なのです。

今の社会で、他人とかかわらずに生きていくことはできません。「生きたい」「仲間になりたい」という本能を、現代社会の枠組みのなかに置けば、脳が求めるのは、『世の中に貢献しながら、安定して生きる』事なのです。この「貢献心」を脳の二次的な本能であると考え、これを磨き高めることが、脳の力を発揮するベースになるのです。

親が、「自分さえ良ければ」「他人なんてどうでも良い」というような利己的なスタンスで物事に取り組んだり、そうしたことを子どもに見せたりすることは、脳の機能を抑えつつ、ドリル学習をさせるようなものです。

「人間の脳も、間違いを犯すもの」それを理解し、広い心でどんどん意見をかわし、よりよい部分に目を、耳を、傾けなければ独創的な考えは生まれません。

またこれは、大人に限ったことではありません。広い心で素直に人の意見が聞ける子どもに育てることは、脳の機能をアップさせるばかりでなく、幸せな人生を送る一番の近道であることを、肝に銘じていきましょう。

ときには自分を疑い、立場を捨てて人の意見を取り入れ、間を置いて考え直す事が出来て、初めて脳を活発に生かし、独創的な思考が可能になるのです。

とくに、親と子のように、圧倒的に立場の強いものからの言葉は、十二分に気をつけて、たとえ子どもの意見であっても耳を傾けることが出来たら、素晴らしい親子関係を築くことが出来るでしょう。

ご存じの事ばかりかもしれませんが、知っている事と、出来ることとは違います。日々の子育ての中で、“そうだったな”、と思い出して頂ければ、幸せです。

ではまた、お目にかかりましょう。

参考書籍 林成之先生  脳に悪い7つの習慣
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by mgmomoko | 2011-08-29 12:52 | 脳科学
「放射能に負けない 実生活の智恵」
こんにちは、こんばんは。

「放射能に負けない 実生活の智恵」

さまざまな種類の放射性物質である、ヨウ素、セシウム、ストロンチウム、プルトニウムなど、残念ながら最近よく耳にしますが、その実態は、というと今一つ詳しくは分かりません。

が、ヨウ素は、子どもの喉にある甲状腺にくっついて、甲状腺がんのもとに、セシウムは、体中に広がって、さまざまな癌を発生させ、ストロンチウムは、骨にたまっていき白血病の原因に、プルトニウムは肺に入ると肺がんの原因にと、これを聞いただけでも恐ろしい事が良く分かります。

特に、子ども、赤ちゃん、お腹の中の赤ちゃん、妊婦さんは、同じ放射線を受けても体内の組織が活発に動いている為に、大人の人よりも、3倍の吸収をしてしまうのだそうです。

と聞けば、やはり避けられる範囲で、でもストイックに考え過ぎずに毎日の食卓を準備したいと思いますね。

そこで、チェルノブイリ原発事故で放射能汚染が一番ひどかったベラルーシに住む主婦の方の智恵袋が、分かりやすくて大変参考になると感じましたので、皆さんにお伝えしたく思いました。

^^^^^^^^^^以下、抜粋

「放射能は目にみえないホコリか粉みたいに思っておけば間違いない。
そう考えると自然に、表面はきれいに洗い、丁寧に皮をむこうと思いますよね。たとえば、トマトも気になる時は、湯煎にして皮をむくと安心です。」

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「放射能は目にみえないホコリか粉ですから、でこぼこの箇所に溜まり易いので、表面がでこぼこした野菜があったら、要注意。例えば、ジャガイモの芽の部分は、しっかり包丁をいれてカットする。野菜のへたの部分も切り取って食べないように。」

「放射性物質は、水が大好き、水に溶けて水のある方に移って行くと覚えましょう。
雨に注意が必要なのも、よく水に溶けるからなのです。
固形物の中にある放射能も周りに水があると、固形物から水のほうに移動します。ですから、肉なども2%の塩水を作り酢少々を加え10時間ほど浸しておくと、肉の中の放射能の一部は水に流れだします。これで肉の中の放射能を結構減らすことができます。

「同じ意味で、水で煮込んで煮汁と一緒に食べる料理は非常に危険です。
煮物をするなら一度煮て、放射能が溶け出した煮汁を捨てる、そして、新たに水を加えて調理する。」

「おやつは、放射性物質を体外に排出する食物として、子どもたちにプルーンやりんごを与える。特にりんごは、体内の放射性物質を吸着し排出する効果、被爆による活性酸素を除去する抗酸化作用、さらにカリウムをたっぷり含むためセシウム対策にもなる。」

と、比較的分かり易く、この中の一部分をされてもいいですし、勿論、距離とか食品、年齢等、条件を加味され、神経質になり過ぎないように、しかし、セシウム、ストロンチウムなどは、半減期が30年、プルトニウムは2万5千年ととてつもなく長い時間かかるものですから、小さなお子様には少しずつ食事を気をつけるよう心がけて参りましょう。

それではまた、お目にかからせて下さいね。


                          参考:ベラルーシ在住16年 辰巳 雅子さんの記事より
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by mgmomoko | 2011-08-27 17:42
「中村さんの横にエンジェルが現れた!」の巻
こんにちは、こんばんは。
「中村さんの横にエンジェルが現れた!」の巻

先日、絵の先生である美穂先生に、一生懸命セドナの話をしていました。すると、私の話を聞きながら何やら絵を描き始めました。

美穂先生は、ふんふん、と聞きながら絵を描いていましたから、そのまま話し続けていたのですが、ひとしきり話した後に、

「美穂先生、何を書いているんですか?」と問えば、

「今ね、中村さんの横にエンジェルが現れたから、忘れないようにと思って。」と
びっくりするような事を言われました。

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「えっ?じゃ、その絵ちゃんと描いて私にください。」というと、「そう、そのつもりだからちょっと、忘れないように今描いてるの。」

それから、数日。

「美穂先生、エンジェルの絵描けましたか?」とお聞きすると、

「あの時、全体に気を取られて、お顔がはっきりしないの。もう一度、中村さんとお話したら、出て来てくれるかもしれないから、そうしたら、もう少しお顔がはっきり描けると思うの。今はまだ、顔がボアボアなの。」

「はっきりしていなくて、ボアボアのままでいいです。」
「そう?でも、もう少しお顔が見たいわ。」

「でも、また出て来てくれるかどう分からないですよ。」
「そういえば、煙、どうなりました?」

「だんだん大きくなって、はっきりしてきたので、このまま煙が顔に見えてきたら、怖い!と思って、見えないようにお願いしました。」
「あら、もったいない」

とまあ、はてなが10個くらい付くお話が続きました。

さてはて、どうなります事か。いつか、この時の絵を頂いたら、アップしますね。
お許しが出たら。

ではまた、お目にかかりましょうね。
「私の頭?確かだと思いますが。」笑
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by mgmomoko | 2011-08-24 22:51 | 目に見えないもの
「今、私たちがすべきこと」
こんにちは、こんばんは。
「今、私たちがすべきこと」

関東・東北の震災からもうすぐ半年。多くの人々が、「何か役立つことをしたい!」
と感じながらも、具体的には何も出来ないでいる自分を、どこかで小さく責めているようにも感じます。もちろん私もその内の一人なのですが。

そんな時、ある本の一節が目に留まりました。
「世界平和に関心のある人たちは、今や個人の平和に注意をむけるべきです。」

「個人の問題を無視して、国と国の衝突の問題だけを解決しようとする試みは、不完全なものです」

「大きな問題を、個別に解決しようとするのは、病気にかかった一枚の葉を直そうとして、
水をその葉に振りかけるのに似ています。」

「葉を、本当に元気にするためには、根に水をやらなければならないという事に、そろそろ人類は気付くべきです。」


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「今の世界の政治家たちは、個人の生命に幸福と平和をもたらす方法を採用し、その上に
世界平和を築くべきです。」

一見、身勝手なようですが、個人の平和の上にしか国の平和もあり得ないという事が良くわかります。

私達一人一人が、落ち着いていることが大切です。心を騒がせないように、優しい気持ちで周りの人に接している事が大切です。

私達一人一人が考え、感じることは、私達の想像をはるかに超えて周りに影響を及ぼしているのですから。


こうしたことを測定した検査結果も、すでにあるのだそうです。

今から、今この瞬間からでもできる平和への取り組みとも言えるかもしれません。
状況が変わらなくとも、見方を変えることは出来ます。

平和な心を持ち続けていましょうね。

それでは、またお目にかかりましょう。
ありがとうございます。
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by mgmomoko | 2011-08-23 22:49 | 教育
「教室での風景」 その1 ”こだまって何?”
こんにちは、こんばんは。

「教室での風景」 その1 ”こだまって何?”


夏合宿で行った、屋久島のバスガイドさんが、もののけ姫に出てくる”こだま”について、こんなことを話されました。

「私はまだ経験ないのですが、特別な人に、時としてこの”こだま”が写真に写ることがあるそうですよ!」

実は、ローレンシャンの合宿では、過去何度も、この”こだま”が写っていますとお話しすると、バスガイドさんは、びっくり!

生徒達も興味津津!「えっ、ほんとう?」

前日訪れた、種子島宇宙センターで撮った写真の内の一枚にも、この”こだま”が写っていたのです。


去年の比叡山延暦寺と琵琶湖の夏合宿でも、大きな”こだま”が、いっぱい写った写真がありました。

生徒達は、合宿から帰って、さっそく昨年の夏合宿の写真を見て、みな大はしゃぎです。

そのうちの一枚を見て、けん君が「ある~!」と叫びました。

その写真とは、

子供たちが家にある文具などを持ちより、オークションで、集まった売上金の一部分を、

遅れている国の子供たちに、寄付をするというものなのですが、

オークションでは、持ち寄ったものをみんなの前で一人ずつ一生懸命アピールします。

また、それを買う方も、限られた大切なお小遣いから買うのですから、どれに決めようか、

品定めに、こちらも一生懸命なのです。

見事交渉成立した時には、お互いに握手をし、双方共に本当に嬉しそうな表情をします。ここで、いつも写真をパチリ!

その場面に、あるある!いっぱいこの”こだま”が。

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けん君の笑った顔の上に、特大の”こだま”がありました!

和世先生が、

「きっと、みんなが嬉しい時にこの”こだま”が写るのね。」

と言うと、すかさず、

「そうかあ、このとき僕、やっと弟にお土産が買えて、とても嬉しかったから、それで”こだ

ま”が写ったんだね!」

と目をキラキラさせて、話してくれました。

可愛い~!!


教室内では、感動したり、思わず笑っちゃうような事柄が毎日繰り返されています。

時に、差し障りのない範囲でブログにも載せていきたいと思います。

もちろん、名前は仮名です。

それでは、またお目にかかりましょうね。
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by mgmomoko | 2011-08-22 21:58 | 教育
「脳にとっての報酬とは?」
こんにちは、こんばんは。

「脳にとっての報酬とは?」

毎日本当に暑い日が続きます。

暑い季節は、普通に過ごしていても、消化の力が弱まる時ですから、特にお子さんには、冷たい飲み物を取り過ぎないよう気をつけてあげましょう。
消化のエネルギーとは、火が燃えているようなものですから、そこに冷たい水をかけてしまったら、消化のエネルギーの火が小さくなってしまいます。

特に食事のときには、温かい沙湯や、温かいお茶を飲むようにして、脳に充分な栄養を届けられるように気をつけてあげましょう。

さて、人間の脳の中には、情報の流れにおいて自分へのご褒美を、モチベーションとして機能する部位あるそうです。

脳にとってモチベーションをあげる為の「報酬」とは何でしょう?

ごほうびや報酬というと[もらうもの]というイメージがありますが、脳にとってのごほうびは、「ごほうびが得られた」という結果ではなく、「ごほうびが得られそうだ。得るために頑張ろう」と脳が捉えることなのです。

また、「ごほうび」というと、「自分に何かしらの利益をもたらすもの」というふうにも捉えられがちですが、脳にとってのご褒美は、利己的な損得の判断よりももっと広く、奥深いものなのです。

簡単にいえば、「嬉しいと感じること」という事になるかもしれません。
これは、自分の役に立つことだけでなく、目的や目標を成し遂げたり、人の役にたったりすることが脳への報酬になることを意味しています。

脳神経細胞が持つ3つの本能、「生きたい」「知りたい」『仲間になりたい』のうち、「仲間になりたい」という本能は、脳に「人が喜ぶことが自分にとっても嬉しい」と感じさせ、人のためになる時、貢献心が満たされる時に、それを「自分にとっての報酬である」ととらえて、機能するようにできている。というのですから、素晴しいです。

以前のブログに、脳の働きをよくするためには、嬉しいと感じることが大切、というメッセージがありましたが、嬉しいと感じることが、脳の働きを良くする理由も、ここにあったのですね!

子供が褒められて嬉しいのは、「私の大好きなお母さん、お父さんが喜んでいる、それが嬉しい」のだそうですよ。

子どもは天使と思える時がよくありますが、本能的にそのように感じてしまうとは、なんと人の脳は、素晴しくできもいるものなのでしょう。

せっかく 私達の脳がこんなにも素敵な脳に創られているというのに、子どもの頃から人と比較して勝ち負けばかりにこだわったり、何事につけ勝つことを強いられていたりすると、負けた時に罪悪感を抱き、「他人を蹴落とさなかったので、自分を守れなかった」というエピソードが記憶として残り、「自己保存」のクセが働いて、「人を蹴落としてでも自分を守りたい」「自分だけが得をすればよい」という気持ちが生まれてしまうのです。

損得勘定は、脳が生まれながらにして持っているものではなく、後天的に身についたものといえるようです。

人間の脳には、ちゃんと「仲間になりたい」という本能があるのですから、「お友達には関心が無い」「お友達と上手く関われない」「一人で遊んでいる方がよい」とお子さまがもし言うようなことがあれば、それは、後天的に身につけてしまった性格ということになり、子育ての見直しが必要と考えられます。少し厳しいようですが、そう言えると思います。
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ずっと以前、ドキュメント番組で35歳ごろに交通事故で脳の機能を損傷してしまった男性が、身体こそ大人ですが、心は1~2歳の子どもの心と同じで、本当に天使のようでした。
人がもし、何も汚されずに育ったとしたら、人はこんなにも美しい心でいられるのだと、感動したことがありました。

小さなお子さまですら、お友だちとの関係をうまく結んでいくために,傍で見ていて、いじらしくなることもあります。しかし、そうした社会の中でたくましく、強く、楽しく生きていくために、今、私たち大人が出来ることもいっぱいあると感じる毎日です。

それではまたお目にかかりましょうね!
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by mgmomoko | 2011-08-14 20:44 | 脳科学
「種子島宇宙センターと屋久島」への夏合宿  (後半編)
こんにちは、こんばんは。
「種子島宇宙センターと屋久島」への夏合宿  (後半編)



ここからは路線バスを使って屋久島いわさきホテルに向かいます。

この路線バスが、満席で大変でしたが、島の男子高校生達とのやり取りは、結構楽しかったです。

大変素朴で、優しく、とても気持ちの良い生徒たちでした。屋久島はみんな穏やかで、優しい人ばかりだなあと、ここでも感心していました。

屋久島の山をかなり登った所に屋久島いわさきホテルはありました。周りは本当に超絶景です! 夕食には、亀の手と名付けられた、文字通り、亀の手そっくりの貝が入ったおみそ汁などに、子どもたちは大興奮。すぐ目の前にそびえたつ屋久島の島々を眺めながら、肌がすべすべしてくる露天風呂に入り、明日の屋久島観光に備えました。 おやすみなさいzzz。。。

朝、部屋のカーテンを開けると、そこには大きな山々が目の前に迫っています。水分をたっぷり含んだ木々の葉の緑や、いかにも美味しそうな朝の空気が、心も体も癒してくれます。
さあ!今日も楽しい一日が始まりそうです。

屋久島観光のバスには、陽気で気の良いガイドさんが一緒に行ってくれることになりました。

「運が良ければ、屋久島鹿や屋久島猿がお出迎えしてくれますが、さて今日はどうでしょうか。」と言ってみえたので、子供たちに見せてあげたいなあ、との願いが叶い、最初に屋久島鹿(小ぶりでスリムです)、続いて 屋久島猿が、バスのすぐわきで 私達を全く気にせず毛造ろいをしています。

急な山道を進んでいくと、外は絶景!またも、猿たちの群れです。今度は鹿です!と最後には、ガイドさんの呼びかけにも、新鮮さを失う程で、あちらこちらから、屋久島の野生動物達がお出迎えをして下さり、まことに申し訳ない程でした。
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屋久杉観光スタートは、千尋の滝(センピロ)からです。滝の左側の一枚岩は、本当に壮大です。次は、屋久島ランドで樹齢3000年という紀元杉を見たり、吊り橋を渡ったりしながら山の中を散策です。

縄文杉は、今回見られませんでしたが、幹は13人が手を繋いだ大きさと一緒とのこと、みんなで手を繋いでみて、改めてその大きさが分かりました。

いつか、縄文杉にも逢いに行きたいものです。

屋久島自然館では、屋久杉の年輪を数えたり、1000年以上経たないと屋久杉とは呼ばないなど、いろいろお勉強をしました。

バスを間もなく降りようとする頃、ガイドさんがこんな事を仰いました。

「私は、屋久島に生まれ育ちましたが、まだそうした経験がありません。でも、中には、屋久島で写真を撮られると、まれに、写真の中に“もののけ姫”に出てくる“こだま” が写真に映る事があるそうです。」

「あのぅ。昨年、屋久島に来た時撮った写真に、こだまがいっぱい写りました。」と和世先生。

そうなんです。昨年の夏の合宿「比叡山、延暦寺&琵琶湖 紅葉」の時の写真にも、こだまが、いっぱい写っていました。

そして、今年の種子島、屋久島の合宿の写真にも、この “こだま“が、やっぱり、いっぱい写っていました!

私達のデジカメがおかしいとお思いかもしれませんが、沙里先生の写した写真にも“こだま“が写っていたのです。

みんながとっても楽しい気分の時に、この “こだま”が写る気がします。

さて、合宿も終盤になりました。
みんな元気はつらつ、誰一人病気にもならず、後は、飛行機を乗り継いで、帰路につくのみとなりました。

乗り継ぎ場所の鹿児島では、お土産を買ったり、夕食を食べたりして、旅の最後を惜しみました。1000円のお小遣いの残り、230円、180円などを握りしめ、これで買えるお土産はないものかと、必死になっている子ども達の姿は、本当に可愛いの一語に尽きます。

30年近く、春合宿に夏合宿、一体今までに何回合宿を経験して来ているか分かりませんが、いつも無事故、病気、怪我なしでこれたことに感謝、感謝です。

今回も、本当に中身の濃い、刺激的な合宿が無事終了しました。子供たちの心には、さて、何が強く残っている事でしょう。楽しみ、楽しみ。
 

神さま、ありがとうございました。。。

長くなりました。
それでは、また お目にかからせて下さいね。
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by mgmomoko | 2011-08-09 19:35 | 旅行記
「種子島宇宙センターと屋久島」への夏合宿  (前半編)
こんにちは、こんばんは。
「種子島宇宙センターと屋久島」への夏合宿  (前半編)

7月27日からかねてからの念願でもあった「種子島宇宙センターと屋久島」への夏合宿に行って参りました。

初日は、ANAで名古屋から鹿児島へ。鹿児島では、鹿児島名物の黒豚のかつ丼、黒豚の生姜焼きをいただき、トッピーという高速船で種子島に。このトッピーは時速80キロ、実際1.5~2mの海上を浮かんで走ることから、トビウオのように飛ぶ船という事でこの名前が付けられたようです。

事実、ほとんど揺れを感じませんでした。

種子島に着くと、ローレンシャンスクールのプレートを持ち、真黒に日焼けした顔に満面の笑みを浮かべたバスの運転手さんが、お出迎えしてくれました。

そこから一路種子島ゴルフリゾートホテルに。湿気を含んだ温まった風と大きなヤシの葉が、いかにも南国を思わせ、旅の始まりを感じさせてくれました。

ホテルの大きな窓からは、緑の美しい芝のゴルフコースが見渡せ、その先には青く美しい海が開けています。そして、さらにその先には、明日見学予定の種子島宇宙センターが、かすかに見えていました。そんな気持ちの良いお部屋で夕食です。経度の違いからか、名古屋より日没までの時間が随分長く、いつまでも綺麗な眺めが楽しめました。

その後は、子ども達の楽しみでもある入浴タイムです。男の子たちは、ジェリッド先生と壱岐先生が担当です。女の子たちは、和世先生、沙里先生と私が順次髪を洗っていきます。何人もの小さな女の子達の長い髪の毛を洗うのは、結構大変です。

洗った後は、ドライヤーでこれまた順次乾かしていきます。入浴タイムが終わる頃には、腰が痛く、汗だくになっていますが、何より子ども達の嬉しい笑顔に、疲れも吹っ飛んでしまいます。

夜は、クラブハウスの個室で「2001年宇宙の旅」のDVDを鑑賞、大いにもりあがり、明日の宇宙センター見学の気分は、最高潮になりました。

子ども達の目も重くなり始め、それぞれのお部屋に戻って就寝です。
4歳での参加の生徒さんも4人いますから、寝る時には寂しくならないように、昔話をしたり、身体をさすったりして先生達は大奮闘です。

やっと皆さん可愛い寝息をたてて眠りに入った頃、各部屋に忍び込んで可愛い寝顔をカメラでパチリ!これも良い思い出であり、恒例でもあります。

2日目の朝。
6時起床、外はとても良いお天気です。もちろんお決まりのお外で体操、その後、今回の合宿の目標をそれぞれが大きな声で、海に向かって叫びます。
大きな声でしっかりと言える子、もじもじ君も、恥かしがり屋さんも、一人ずつ頑張ってなんとかクリアできました。良かったぁ~。

朝食を済ませ、ローレンシャンのロゴ入りポロシャツにロゴ入りスカーフに着替え(みんな、可愛い!)ホテルの玄関に出てみると、昨日のバスがもう玄関にお迎えに来てくれています。
いよいよ、種子島宇宙センターに向かいます。宇宙センターの駐車場につくと、見学塔の入り口で園田所長さんと日高さんが、ニコニコしながら待っていて下さいました。

世界一美しいい宇宙センターと言われるだけあって、本当に、本当に美しい海岸線が目の前に広がっています。
3日前にロケットが愛知県から、ほぼ1カ月かかって運び込まれたばかりとのこと、組み立て庫には、本当に打ち上げを待つロケットが入っているんだなあと感動しました。地上80メートルの組み立て塔の扉は、重さ400トン、ギネスブックにも登録されているという大きなもの。そのロケットを運ぶ車ドーリーのタイヤの数は、一台なんと57個。当然のことですが、すべてがビッグサイズのものばかり。

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その後、実物のロケットを見学したり、打ち上げ時テレビでよく見る打ち上げまでのカウントダウンをする司令室を見たり、打ち上げの音と映像を見たり、説明を伺ったり、「へえ~」「凄~い」「かっこいい!」の連続でした。

あまりに壮大な宇宙の話に頭がパニックになりそうなので、ここで一旦、地上の売店に。本物の宇宙食や、可愛い玩具が並んでいます。ここで、こっそり私は、JAXAの帽子を孫に買いました。

その後は、ちょっとご無理をお願いして、JAXAの職員の方達の食堂で、昼食を取らせて頂きました。この食堂が、また素晴らしい眺めです。毎日こんな景色を眺めながらのお食事です。退職後もずっと種子島に住み続けたいと言われる園田所長のお気持ちがよく分かります。美味しいお食事と園田所長からの楽しいお話しとで、大変、幸せな時間を過ごしました。

昼食後は、事前に許可を頂いておきました、この世界一の美しい浜辺で海水浴です。
この浜辺、宇宙センターの敷地内の為、海岸に入るのにも許可が必要なのです。随分暑い時間帯でしたが、園田所長が、私達の行く先々に早回りして待っていて下さっているようで、本当に頭が下がりました。有難うございました。

園田所長、日高さんが立ち会う中、子どもたち待望の海水浴です。水着に着替えて白い砂浜にまっ青な海。白い波と戯れながら、波遊びをしました。海の青さが違うなあと思っていましたら、ここは東シナ海とのこと、ちょっとびっくりしました。

いよいよ宇宙センターを離れる時、JAXAのバッチとHⅡロケットの玩具を頂き、立ち去り難い思いでいっぱいでした。園田所長と日高さん、強い日差しの中、バスが出るのをいつまでもいつまでも見送って下さいました。

園田所長、日高さん 本当にありがとうございました!

少々感傷に浸っていると、バスは間もなくトッピーの乗船場に到着しました。今回は、2階窓際の席です。晴天に恵まれて、船もいたって穏やかに航行しています。みんな宇宙センターでの興奮とビーチでの水遊びの後の心地良い疲れからか、座席からすり落ちそうになって、寝てしまっています。

トッピー内では、世界遺産の島、屋久島に入島する為の諸注意をビデオで観て、いよいよ屋久島に到着です。

屋久島に着くと、先程の種子島とはうってかわって、マイナスイオンをたっぷりと含んだ、しっとりとした空気に全身を包まれました。山々には低く雲がかかり、少しばかり緊張感が漂っています。   
 後半編に、つづく
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by mgmomoko | 2011-08-04 19:47 | 旅行記