カテゴリ:脳科学( 22 )
「子どもにもっと甘いものを!?」
こんにちは、こんばんは。
「子どもにもっと甘いものを!?」

最近 子どもには、甘い物はなるべく摂取させないことが良いことだと考えているお母さんは結構います。
しかし、発達期の子どもの脳には、糖分は必要不可欠のもの。

日本人は、砂糖の取り過ぎに必要以上に神経質、実は砂糖が足りていないと言っても過言ではない状況にあります。データによれば、欧米諸国の成人一人あたりの砂糖消費量は、一日40~70g、これが日本人になると厚生労働省発表で一日わずか7.1gと驚異的に少ないのです。

かといって、一度にまとめて取ってしまうと、肝臓は60gしか蓄えられないというグリコーゲンに貯蔵リミットがあるため、残りは体脂肪として蓄え、肥満への道をまっしぐらになります。
これが怖くて必要以上に糖分を控えさせてしまいます。

お相撲さんが、一日2食にして体脂肪を蓄えやすいようにしている事からも、一度にがっつり食べるのはいただけません。

子育てで一番大切なこととして、「早寝、早起き、朝ごはん」と言われ続けているのも、子どもの脳にとって特にブドウ糖が欠かせない為なのです。

脳は、通常ブドウ糖しか、エネルギー源として利用することが出来ません。ブドウ糖が切れると、脳は3分で死滅するとも言われます。手足の動きや感覚細胞は、一度死滅しても神経組織の再生が可能です。しかし、脳の組織はいったん死んでしまうと二度と生き返らないという恐ろしい特徴があるのです。だからと言って一日中食べ続けていることはできません。

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有り難いことに、人の身体は、実によくできていて食事を取れない間も糖を貯め、つくる事さえできるのです。
一日のうちで一番食べる事から遠ざかっているのが睡眠中です。肝臓にグリコーゲンと言う形で蓄えられているブドウ糖を、切り崩して使っているのです。

夜も働きものの脳は、夕食までにマックス貯め込んだブドウ糖ですら、翌朝には肝臓に貯め込んだグリコーゲンも空っぽになってしまっています。
だから、朝ごはんが大切なのです!


朝の忙しい中での朝食は、パンが簡単と、子どもの喜ぶ菓子パンを食べさせたりする事もあると思いますが、パンの原料は、小麦にふくまれるグルテンと呼ばれるもので、このグルテンは、必須アミノ酸の含有量が非常に少ないのです。
パンの場合でしたら、肉や卵と一緒に食べてこそ理想的な朝食になります。

ご飯のアミノ酸バランスは、パンよりはるかに優れていて、鮭入りのおにぎりだけ食べたとしても、トースト一枚かじって出かけるよりも、栄養面では勝っています。
小さな子どもや、大工さんが10時と3時におやつを取るのも理にかなっていますね。

朝食をきちっと食べる子どもと、朝食を抜きがちな子どもの学力を比較すると、どのデータをみても、「朝食抜き派」は完敗といえます。

テストの結果を叱るより、先ずは 朝食をしっかり食べさせ「早寝、早起き、朝ごはん」の育児を最優先で実践しましょう。

それではまた、お目にかかりましょうね。

前回の「3歳までに断念する力をつけさせましょう」という内容のブログで、愛情よりも我慢させることが優先してしまうのではないかと心配される方からの、有難いコメントを頂きました。小さな赤ちゃんを溺愛し過ぎないように、「愛情」と等しく「断念する力」も少しずつつけて行きましょう。ということをお伝えしたく書きました。

Nakamura momoko
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by mgmomoko | 2015-01-12 12:49 | 脳科学
「子ども達の大好きなカレーの食べ過ぎが、注意欠陥・多動性障害の原因に?」
こんにちは、こんばんは。
「子ども達の大好きなカレーの食べ過ぎが、注意欠陥・多動性障害の原因に?」

昔に比べ、いまでは家庭料理も和・洋・中・韓とバラエティーにとんでいます。そんな中でも
「お母さんの作ってくれるお料理で、何が一番好き?」と聞くと、
ほとんどの子どもが
「カレー!!」と元気に答えます。

私の子育て時代でも、カレーがいい!と言ってくれると 内心「やったー」でした。なにしろカレーは簡単で、野菜もたっぷり食べられて、失敗がないですからです。

そんな「子ども達の 好物の王さま」に対して こんな気になる記事があります。

インドのような気温も湿度も高い地域では、スパイスは食欲を増進させるだけでなく、体内活動を活性化させ、食中毒も防ぐ なくてはならないもので、
薬として扱われるスパイスさえあるそうです。

日本でも、ダイエットにいい、ぼけ防止、成人病防止などアルツハイマー病を防止する効果まで報告され、どんどんカレーを食べるべきだとする研究者もいるほどですが、

ところが、これが子どもの場合、良い事づくめではないのです。
どうやら カレーに含まれるサルチル酸が問題のようです。

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果物や野菜にもサルチル酸は含まれているのですが、100gあたり数ミリであるのに比べ、カレー粉には200ミリ以上も含まれているのです。

アメリカでは、子ども用にサルチル酸を除いた食品が販売されていて、サルチル酸を除いた食品を与えると、「注意欠陥・多動性障害」の症状が改善されたという報告もあるのです。

『カレーはあくまで「特別な日」に楽しむようにしましょう。』
と言っている研究者もいます。

簡単で美味しいからこそ、ついつい食べる回数が多くなりがちなカレーですから、ほんのちょっとだけ、こんなことも心の隅に置いておいておく必要があるかもしれませんね。

それではまた、お目にかかりましょう。

一般社団法人 マザーズ・マザー
中村 百子
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by mgmomoko | 2013-12-18 10:17 | 脳科学
「他人の立場に立って 考えられるようになるのは、何歳から?」
こんにちは、こんばんは。
「他人の立場に立って 考えられるようになるのは、何歳から?」

ある子が、犬に石を投げました。そのとき、
「そんなことをしたら、犬さん痛いでしょう?犬さんの気持ちになってみて?」

はたして、この叱り方が通用するのは何歳くらいからなのでしょうか?

これを知るための実験があります。
① 男の子の目の前で、大好きなお菓子をAの箱に入れます。
② 男の子がお出掛けしたところで、今度はBの箱にお菓子を移しました。
③ 男の子が、お菓子を探しに戻ってきました。

「さて、男の子はA,Bどちらの箱にお菓子があると思っていますか?」

実験では、3~4歳の子どもは、ほとんどが「Bの箱」と答えました。しかし、5歳の子どもになると、「Aの箱」と答える子どもが圧倒的でした。

男の子は、お菓子をBの箱に移したことを知りません。でも、お菓子を「Bの箱」に移したことを自分は見て知っているので、「Bの箱」と答えます。

自分は知っていてもこの男の子は、Bの箱に移したことを知らないから、Aの箱にあると思っている、といった相手の立場に立って考えることは、幼い子どもにとっては、かなり難しいことのようです。

この実験から、「他人の立場になって考える」や、「他人を思いやる」行動は、4~5歳辺りからと考えるのが、脳科学者たちの見解のようです。

もちろん個人差はありますが、まだ、自分以外の立場でものを考えられる能力がない子どもに、「そんなことしたら、相手がどう思う?」と叱っても,叱った意味がありません。

こうした幼い子どもには、
「だれかに石を投げるのは、悪いことだから絶対しちゃダメ!」
「いじめることはいけないことだから、ダメ!」など理屈抜きに叱るしかないのです。


子どもの理解や能力に応じて叱りかたを変えることは、実はとても大切なことなのです。

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「そんなことをしたら相手が可哀そうでしょう?」
「なぜ、人の気持ちがわからないの?」
といった叱り方は、一見道徳的ですが、こうした事が理解できる年齢になってこそ 効果があるのです。
「ダメなものは、ダメ!」と一方的に言い聞かせることが、大切な時期もあるのです。


物分りのよいお母さんにならなくても よい時期があることも、承知しておきましょう。

そんなことまで考えていたら、大~い変!と悲鳴を上げないで!
幼い時にしっかり向き合えば、その後、10倍にも20倍にもになって、子育てが楽になりますよ!

がんばれ!おかあさん!

それでは、また お目にかかりましょう。

Nakamura momoko 
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by mgmomoko | 2013-11-29 22:52 | 脳科学
深刻な脳の発育不良を引き起こす、鉄分不足
こんにちは、こんばんは。
『深刻な脳の発育不良を引き起こす、鉄分不足

「ポパイになれるよ!」と鉄分を多く含む ほうれん草をがんばって食べさせたとしても、もし食後にお茶を飲んでしまったとしたら、あらら 水の泡!!』

カルシウムと言うと骨をイメージしますが、脳内の情報伝達活動にも大きな働きをしています。

幼児では500mg 学童では600~700mgと大人以上にカルシウムを必要とすることは、ご存じだとおもいますが、この時期、脳のカルシウムが不足すると、脳はまず血液中から、次に骨や歯から何とかカルシウムを調達して、情報伝達をスムーズに行おうとします。
ところが、子どもの骨も歯も成長中、自分のことで手いっぱいなのです。

また、血液中の鉄分が不足すると、脳に供給される酸素が不足し、せっかく脳に運ばれたブドウ糖もエネルギーに変われないことになります。

脳がガス欠に陥ってしまうと、深刻な脳の発育不良を引き起こすと言われています。

脳の発達初期の鉄分不足は、どんなに後から鉄分補給をしたところで改善されず、深刻な脳の発育不良を引き起こすとも言われています。

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鉄分には、レバーなど肉に含まれる「ヘム鉄」と、ほうれん草など野菜に含まれる「ノンヘム鉄」があるそうですが、野菜に含まれる「ノンヘム鉄」は、ポリフェノールによって吸収が抑制され、ビタミンCによって促進される性質があります。
また、ポリフェノールはドーパミン受容体の働きに関わる「亜鉛」の吸収も抑えてしまうのです。

せっかく頑張ってほうれん草を食べたとしても、お茶をのんでしまったら水の泡、食事の時には、お白湯か、ジュースを飲むようにするのがお勧めです。

では、脳に良いサプリメントを飲ませよう! と安易に考えたくなるのも分からないではありませんが、
脳の毛細血管では、脳内への入り口が極めて制限されていて、脳にとって良い物質と、悪い物質とを見分ける関所が存在するのだそうです。
これらのサプリメントは脳の関所を通れないことも、心に留めておいてくださいね!

有り難いことです!
大切なミネラルも摂り方が 肝心なのですね。


それではまた、お目にかかりましょう!

Nakamura momoko
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by mgmomoko | 2013-11-11 11:01 | 脳科学
「臨界期の脳ってなに?」
こんにちは、こんばんは。
「臨界期の脳ってなに?」

臨界期の脳とは、
外界からの刺激に対する集中力が、もっとも高い時期のこと。
言いかえれば、外界からの刺激に対して、もっとも反応し、それを自分のものにしていくベストな時期、といってもよいかと思います。

この時期、
子どもの成長に合わせて、自分でできる事は極力自分でやらせることが、大切です。
お洗濯ものをたたむ、夕ごはんの支度のほんの一部を手伝わせる、お料理を作るところを傍で見せる、そうしたことで「ごはんが自動的に出てくるものではなく、お母さんが、お父さんが作ってくれて、ここにあるんだということを理解します。

こうした過程を見せる事で、広くは世の中の因果、こうしたらこうなることの摂理を学ぶのです。

「片付けたから、片付く」という大人にとってはごくごく当たり前とおもえるような因果関係も子どもにとっては、自分が関わることで、また、その過程を見せてこそ理解し、知ることができるのです。

親が手を出し過ぎて そうした貴重な体験を奪ってしまうことで、子どもは、オモチャは、自分が知らない間に「自動的」に片付けられていて、ご飯は、「「自動的」に食卓に並び、洗濯物も「自動的」に洗濯され、タンスの中に仕舞われるものだと思い込みかねません。

臨界期のやわらかい脳には、バランスのとれた生活環境が大切、それも特別なことでなくとも、案外 普通の環境が、幼い子どもの脳にとっては大事なようです。

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一流の音楽に触れる経験が少なくとも、歌を歌う、絵を描く、動物と触れ合う、美味しい物を美味しいと感じる、こうした事が臨界期の脳には、非常に貴重な経験になるのです。

お稽古ごとに振り回さなくとも、意外とお家でできることばかりです。丁寧な子育ては、ちょっと手間がかかって、面倒なのですが、いま、しっかり子育てすることで、大きくなってから、情緒が不安定だったり、お勉強を嫌ったり、お友達ができなかったりする悩みから、解放してくれるのです。

いっぱいお手伝いしてもらって、いっぱいお話して、それで十分なのです。

臨界期は、およそ5~6歳、学校の手の及ぶ前に終わってしまうのです。
小学校に上がる前までに、その子の能力はもちろん、情動に関する基礎や土台は創られてしまうのです。
ドリル学習は、この基礎の上に積まれるもの、こうしたことが逆になってしまっていませんか?

先日、小学1年生から4年生までの8名+私(透明人間として参加)、自分たちで計画、実行するミニ旅行に行ってきました。

面白かったです!彼ら彼女らにとっても良い経験になったことでしょう!

それでは、またお目にかかりましょうね。

Nakamura momoko
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by mgmomoko | 2013-11-09 11:53 | 脳科学
「せっかく習う英語も、ビデオ教材で習うと どうなる?」」
こんにちは、こんばんは。
「せっかく習う英語も、ビデオ教材で習うと どうなる?」」

言葉に関する臨界期にある 子どもの脳に経験と刺激を与えるにしても、その
「与え方」で効果は、まるで違ってくることがアメリカで行われた実験からわかってきました。

一日、5時間 生きている生身の人間が目の前で中国語だけを話すと→
  内容が理解できるようになった子どもが数人ながらいた。

一方、ビデオの中の人間が中国語を話したところ→
  まるで効果がなかった。

というなんとも興味深い結果が得られたのです。

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せっかく英語を習うのなら、同じネイティブでも「ビデオやテレビの中の英語教師」より、そこに生きている生身の先生に、脳の経験としては軍配が上がるようです。

言葉に関する臨界期は、だいたい5~6歳までと考えられ、また、別の実験では、11歳までに複数の言語に触れた人間と、12歳になってから触れた人間では、脳の中の言語に関する情報処理マップがまるで違っていたという結果も出ています。

言語に関する経験とは、単に誰かの言葉を耳で聞いて、その音声を聴覚的情報として処理するだけでなく、その言葉に込められたニュアンスや相手の気持ちや体調、ときには真意や作為まで受け取る経験を含みます。

その点、生身の人間というのは、実に多くの情報にあふれた存在で、その人がそこにいるだけでも言葉にならない言葉を発していることは少なくありません。

言語的経験の初期にある子どもにとっては、言葉そのもの以外の情報も重要な要素なのです。
子どもが初期の言葉を母親のほほ笑みから、口元から学ぶことから考えても、これは、当然と言えば当然のことです。

ビデオ教材は、子どもが夢中になっている隙に、家事もはかどり、一石二鳥ではありますが、効果はそこそこにしか期待できませんし、下手をすると、将来的に「度を越したメディア依存」の引き金を引くことにもなりかねません。

特に、幼い子どもは、言葉だけでなく すべてを生身の人間から学ぶことが大切なのですね。


賢い子どもに育てたかったら英語にかかわらず いろいろなことをシャワーのごとくに話しかけることです。

今日もお子さまと いっぱいお話しましたか?

子育て、楽しんで過ごしましょう。

それではまた、お目にかかりましょうね!

*臨界期・・・外界からの刺激に対する集中力がもっとも高い時期

Nakamura momoko 
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by mgmomoko | 2013-10-26 23:37 | 脳科学
「人間の脳も、間違いを犯すもの」
こんにちは、こんばんは。

「人間の脳も、間違いを犯すもの」

頑固・反論されてカチンとくるのは、脳科学的にも要注意!

以前に、人間の脳神経細胞には、「生きたい」、「知りたい」、「仲間になりたい」の3つの本能があると書いてありましたが、それに加えて「統一・一貫生」、「自己保存」という脳のクセがあります。

この生きていく為に必要な「統一・一貫生」、「自己保存」という脳のクセが、時に私達にとって有益でない、むしろ害になる状況を作ることがあるようなのです。

脳では、2つの思考の渦巻きが発生し、その内の一方から「心」が、もう一方から「信念」を生みだすという機能を持っています。

信念は、一度持つと、なかなか変わらないもの。これは、「統一・一貫性」を守るというクセに加え、自分の考えを守りたいという「自己保存」のクセが働くためなのです。

「持論に凝り固まる」「先入観や常識にとらわれる」といった反応も、もともと脳が持っているクセが過剰に働いたもののようです。


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「一度決めたら、他人がなんと言おうと自分の意見は、絶対に曲げない!」と言う人。
こうした頑固さは、ときに「こだわりのある人」「意志の強い人」と言った、良いイメージで捉えられていることもあります。

私自身、物事に行き詰まった時、「ま、いいかあ」と考えてしまう自分は、
全く意見を変えない人に比べて、意志が弱いちょっと駄目な人間なのではないかと、自分を責めた経験も過去にはありました。

確かに目標をコロコロ変えてしまうのは、脳にとっても、目標を達成する為にも良くありませんが、まったく他の意見を取り入れる余地がない程一つの考えに固執してしまうのも、脳の悪い癖が出ている証拠。

「統一・一貫性」のために頑固になり、いったん正しいと思い込んでしまうと、脳はそれ以上思考を深められなくなる、深めなくてよいと判断してしまうのです。

また、「自己保存」のクセが強く働き過ぎると、自分の立場を守る気持ちが強くなり、人の意見に従えなくなってしまうのです。

現在、独創的だといわれる人が少なく、重宝されるのは、それだけ「統一・一貫性」をはずすことが難しいことを示しているといえるのでしょう。

考えてみれば、自分とは異なる意見を聞いたからと言って、気分まで害する必要はないはず、それどころか、思考を深める為に大切な「自分を疑う」という機会を提供してもらえるのだと考えることが出来れば、脳のパフォーマンスをあげる上でも、歓迎すべき事なのです。

今の社会で、他人とかかわらずに生きていくことはできません。「生きたい」「仲間になりたい」という本能を、現代社会の枠組みのなかに置けば、脳が求めるのは、『世の中に貢献しながら、安定して生きる』事なのです。この「貢献心」を脳の二次的な本能であると考え、これを磨き高めることが、脳の力を発揮するベースになるのです。

親が、「自分さえ良ければ」「他人なんてどうでも良い」というような利己的なスタンスで物事に取り組んだり、そうしたことを子どもに見せたりすることは、脳の機能を抑えつつ、ドリル学習をさせるようなものです。

「人間の脳も、間違いを犯すもの」それを理解し、広い心でどんどん意見をかわし、よりよい部分に目を、耳を、傾けなければ独創的な考えは生まれません。

またこれは、大人に限ったことではありません。広い心で素直に人の意見が聞ける子どもに育てることは、脳の機能をアップさせるばかりでなく、幸せな人生を送る一番の近道であることを、肝に銘じていきましょう。

ときには自分を疑い、立場を捨てて人の意見を取り入れ、間を置いて考え直す事が出来て、初めて脳を活発に生かし、独創的な思考が可能になるのです。

とくに、親と子のように、圧倒的に立場の強いものからの言葉は、十二分に気をつけて、たとえ子どもの意見であっても耳を傾けることが出来たら、素晴らしい親子関係を築くことが出来るでしょう。

ご存じの事ばかりかもしれませんが、知っている事と、出来ることとは違います。日々の子育ての中で、“そうだったな”、と思い出して頂ければ、幸せです。

ではまた、お目にかかりましょう。

参考書籍 林成之先生  脳に悪い7つの習慣
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by mgmomoko | 2011-08-29 12:52 | 脳科学
「脳にとっての報酬とは?」
こんにちは、こんばんは。

「脳にとっての報酬とは?」

毎日本当に暑い日が続きます。

暑い季節は、普通に過ごしていても、消化の力が弱まる時ですから、特にお子さんには、冷たい飲み物を取り過ぎないよう気をつけてあげましょう。
消化のエネルギーとは、火が燃えているようなものですから、そこに冷たい水をかけてしまったら、消化のエネルギーの火が小さくなってしまいます。

特に食事のときには、温かい沙湯や、温かいお茶を飲むようにして、脳に充分な栄養を届けられるように気をつけてあげましょう。

さて、人間の脳の中には、情報の流れにおいて自分へのご褒美を、モチベーションとして機能する部位あるそうです。

脳にとってモチベーションをあげる為の「報酬」とは何でしょう?

ごほうびや報酬というと[もらうもの]というイメージがありますが、脳にとってのごほうびは、「ごほうびが得られた」という結果ではなく、「ごほうびが得られそうだ。得るために頑張ろう」と脳が捉えることなのです。

また、「ごほうび」というと、「自分に何かしらの利益をもたらすもの」というふうにも捉えられがちですが、脳にとってのご褒美は、利己的な損得の判断よりももっと広く、奥深いものなのです。

簡単にいえば、「嬉しいと感じること」という事になるかもしれません。
これは、自分の役に立つことだけでなく、目的や目標を成し遂げたり、人の役にたったりすることが脳への報酬になることを意味しています。

脳神経細胞が持つ3つの本能、「生きたい」「知りたい」『仲間になりたい』のうち、「仲間になりたい」という本能は、脳に「人が喜ぶことが自分にとっても嬉しい」と感じさせ、人のためになる時、貢献心が満たされる時に、それを「自分にとっての報酬である」ととらえて、機能するようにできている。というのですから、素晴しいです。

以前のブログに、脳の働きをよくするためには、嬉しいと感じることが大切、というメッセージがありましたが、嬉しいと感じることが、脳の働きを良くする理由も、ここにあったのですね!

子供が褒められて嬉しいのは、「私の大好きなお母さん、お父さんが喜んでいる、それが嬉しい」のだそうですよ。

子どもは天使と思える時がよくありますが、本能的にそのように感じてしまうとは、なんと人の脳は、素晴しくできもいるものなのでしょう。

せっかく 私達の脳がこんなにも素敵な脳に創られているというのに、子どもの頃から人と比較して勝ち負けばかりにこだわったり、何事につけ勝つことを強いられていたりすると、負けた時に罪悪感を抱き、「他人を蹴落とさなかったので、自分を守れなかった」というエピソードが記憶として残り、「自己保存」のクセが働いて、「人を蹴落としてでも自分を守りたい」「自分だけが得をすればよい」という気持ちが生まれてしまうのです。

損得勘定は、脳が生まれながらにして持っているものではなく、後天的に身についたものといえるようです。

人間の脳には、ちゃんと「仲間になりたい」という本能があるのですから、「お友達には関心が無い」「お友達と上手く関われない」「一人で遊んでいる方がよい」とお子さまがもし言うようなことがあれば、それは、後天的に身につけてしまった性格ということになり、子育ての見直しが必要と考えられます。少し厳しいようですが、そう言えると思います。
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ずっと以前、ドキュメント番組で35歳ごろに交通事故で脳の機能を損傷してしまった男性が、身体こそ大人ですが、心は1~2歳の子どもの心と同じで、本当に天使のようでした。
人がもし、何も汚されずに育ったとしたら、人はこんなにも美しい心でいられるのだと、感動したことがありました。

小さなお子さまですら、お友だちとの関係をうまく結んでいくために,傍で見ていて、いじらしくなることもあります。しかし、そうした社会の中でたくましく、強く、楽しく生きていくために、今、私たち大人が出来ることもいっぱいあると感じる毎日です。

それではまたお目にかかりましょうね!
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by mgmomoko | 2011-08-14 20:44 | 脳科学
「私達の思考と意思の力」について分かったこと!
こんにちは、こんばんは。

「私達の思考と意思の力」について分かったこと!

随分前から、思考が現実を創る、とか 脳内革命とか、プラス思考とか、いろいろ言われてきていますが、では、願いを抱いたら、願いがかなった!と言える程、簡単にはいかないと、感じている人は多いと思います。

もちろん、私もその一人です。

シャー・マゴリスの「直感の力」の中に、これについてのヒントが書かれていました。

一つは、江本勝氏の「水は答えを知っている」で、思考の力を証明するために行った実験「雲消しゲーム」
青空に浮かぶ雲を、思いの力で消してみるというものです。
これについては、すでにご存じの方も多いかと思います、私も、30年程前、数人で実験したことがありました。そして、本当に消えるのですが、心のどこかで、「雲はすごいスピードで動いているものだから、時間と共に形を変えたり、消えたりするのは当然でしょう。」
との思いから、さらりと思いを送ったと記憶しています。

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江本 勝氏の本には、こんなことが書かれていました。

“大切なことは、雲が消えることを信じることと、あまり懸命になり過ぎないこと。懸命になりすぎるとエネルギーが上手く届きません。“
の一文でした。


まだあります。
ディーパック・チョプラの「迷った時には運命を信じなさい」には、意思と直感に関することが書かれています。

彼は、意思のことを、量子物理学における一つの原理のようなものである。と言っています。

私は、量子物理学という複雑な科学に詳しくはありませんが、「すべてのエネルギーは、観察者と相互反応するまでは、流体の状態にある。」
「相互反応した後、はじめて粒子、あるいは波長の形をとる、意思とは、ちょうどこのように働くものである。」

意思は流体で、相互反応した後,はじめて形になるんだあ。。。。。

そして、意思がいかに影響を与えることができるかを証明する為に、多くの実験がなされてきました。
実験:

“被験者である興奮しやすい人達を一つの部屋に入れ、次に観察者として一般の人達を別の部屋に入ってもらいます。
そこからCCTVモニターで、被験者を観察できるようにします。
「観察者は、別室にいる被験者を落ち着かせようとする意図を持って、集中してください。」と告げられます。
その結果、観察者は別室にいながら、興奮しやすい被験者を冷静にさせることが出来たのです
(流体だから、距離なんか関係ないんですね。)
そればかりか、彼らが意思を通してなしえた冷静さの度合いは、興奮しやすい被験者が自分でリラクゼーション法を用いて到達した冷静さに等しかったのです。“

確かに意思の力は凄いものなのですが、
奇妙なことに、くどくどと思いを巡らし、ああしよう、こうしよう、と意思を小出しにしていると、上手くいかない、とチョプラも言っています。


一日に数回だけ、思考や意思を自分の外に出し、その時だけ集中する方が効果的。

意思の力に関する研究を行ってきた科学者が多くの実験を行った後、研究結果を達成するために彼ら自身意思の力を利用し始めました。
彼らがそれによって発見したことは、宇宙に対して自分の意思ばかりを強く押し付けようとしても上手くいかないという事でした。

そればかりか、彼らはその力で自分自身を逆に眠らせようとするようなものだった、とも述べています。
意思を設定したその後は、「穏やかなエネルギー」と称するものを根気よく自然に放出し続けるとよりよい結果が得られたのです。その後も、ますます成果をあげ続けることができ、ついには「願い事の達人」として、研究仲間に知られるようになったのです。
これを読んで、いくつも思い当たることがあります。

私自身も若かりし頃、強い意思が、願いを逆に遠ざけてしまう。という経験を実際しています。

上級(?)の瞑想者が、自然からの支援としか思えないような状況に感謝する、というのも、「願い、その後、穏やかなエネルギーを自然に放出している」という点で理に叶っていると、納得したのです。

日々、穏やかに、優しいエネルギーを放出することが、願いを叶える一番の早道ということのようなのです。

それでは皆さん、願い、そして、後は忘れて穏やかに過ごしましょう!


ではまた、お目にかかれることを願って!(笑)
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by mgmomoko | 2011-07-12 23:52 | 脳科学
「恐れを持たない方が良い」と考えることは、運の悪さにGO!
こんにちは、こんばんは。

医学博士の蓮村 誠著「ここが人間の分かれ道」に
「恐れを持たない方が良い」と考えることは、運の悪さにGO!
と、ちょっとショッキングな見出しに惹かれてこの書籍を読んでみました。

“恐れは人生のステップを上がろうとしている証” と聞けばそれは確かにそうです。

恐れを持つ事は、間違いでも駄目なことでもありません。恐れの正体、それは「前に進む時に抱く感情」なのです。

人が生きていく事、進化していく事は、古いものを捨て新しいものを手にする事だと聴けばなるほど納得。

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「新たな環境」「新たな自分」に進んでいく事は、誰にとっても基本的に怖い事です。

恐れを感じるのは、人生のステップで前に進もうとしている証ですから、恐れを持っている状態は、決して悪いことではありません。

ただ、その恐れに負けて、前に進むことから逃げてしまう事も残念ながらあります。なぜなら、その方が楽に思えるからです。

でも、実際は、それが後に苦しみを生むことにもなるのです。そこから逃げる事で、人は不安を抱くようになります。

恐れと不安はまったく違うもの、不安とは、立ち止まっている状態です。

この、「前に進まず立ち止まっていること」「心に不安を抱えている状態」は、運の悪さを作る原因になっているからです。


不安は、不安を増大し、発展させていきます。不安は不快な感情なので、人はそれをごまかそうとして、どうでもよいような事に手を出してしまいます。

一時の満足を得る為に、遊びで不安な気持ちを打ち消そうとしてしまいます。すると、今度は、罪悪感を生み、心を大きく苦しめていきます。

反対に、進化のステップを上がる時には、恐れと同時に必ず希望や喜びがあり、私達の心を支えてくれます。そうと決めたとたんに、運も良くなってきます。

私自身も、本当にそう感じています。
新しい事に挑戦する時には、わくわく感と同時に、それを上回るのではないかと思えるほどの恐れも、もれなく付いて来ていました。

でも、立ち止まるのか、進むのか、と迷った時、いつも前に進んできたように感じます。

人生のステップで前進しようとする時に抱くのが『恐れ』、ステップから逃げた時に感じるのが『不安』、その不安をごまかしている時に抱くものが『罪悪感』です。

「成長する恐れから逃げると、幸運に見放される」 という訳です。

最後に、
「いい人になろうとしなくてよい」は、幸運へGO!
「いい人」ではなく「幸せな人」を目指せば運気もアップ!

人として大切なのは、努力して「いい人」になることではありません。自分を幸福にすることが大事なのです。
それは、同時に、あなたを運の良い人にします。

運が良いか悪いかには、明らかに「自分の状態」が関係しています。自分が穏やかでリラックスして安心して幸福でいると、環境との関係性がよくなります。

反対に、こころが緊張していたり、無理をしていたりすると、食べ物から作られる、命の活力エネルギーが少なく弱くなって、なかなか環境から手助けしてもらえません。

良い人になろうと一生懸命になると緊張が増し、自分にストレスをかけ、苦しみを生みます。その状態が、運の良さをドンドン遠ざけてしまうのです。

毎日の生活の中で、小さなことでもいいです。“ラッキー”と思えることがある時、きっと自然環境を味方につけている状態ですよ!

夜、寝る前、今日の小さなラッキーに感謝して、就寝しましょう!
お友達の日出香さんは、毎晩 寝る前に5つ感謝して寝るそうです。彼女自身、自然を味方につけて、ラッキーな人生を過ごしていることは言うまでもありません。

今日から、みんなで実行してみましょう!
まずは、3つ感謝して寝るようにしましょう!
 や・く・そ・く

ではまた、お目にかかりましょうね!
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by mgmomoko | 2011-07-06 18:29 | 脳科学