「日本の育児法、これでいいの?いま幼稚園、小学校で問題行動を起こす子が多いのはなぜ?」
こんにちは、こんばんは。
「日本の育児法、これでいいの?」
    「いま幼稚園、小学校で問題行動を起こす子が多いのはなぜ?」


年の始めに、再度どうしてもお伝えしたいことがあります。

日本の育児法は、世界のどこにも例を見ないほど、子どもに手厚く奉仕し、サービスする育児法になっています。

「三歳児神話」のブログに書きましたが、聞きわけのよい子どもに育てたかったら、眼窩前頭域の発達が必要不可欠です。
この眼窩前頭域(前頭前野のすぐ下)の発達が脆弱だと、感情をコントロールできない、俗にいうダメな人になってしまいます。


眼窩前頭域の発達の必要条件は、『親の愛情関係の形成』 ともう一つ重要な条件として、『自己抑制力』 としての重要な働きがあるのです。こうした発達を促すために、常に抑制的な刺激を与えるトレーニングが必要不可欠になります。

こうしたトレーニングが十分に行われないと、不要なものとして早期に「刈り込み」によって消滅してしまうのです。 この時期が大体3歳と言われています。

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乳幼児期に必要な抑制刺激は、当然虐待にならないレベルであることは言うまでもありません。日常の中で「親のサービスを、赤ちゃんが要求するままに無制限に与えてはいけない」そのレベルなのです。

大切なことは、「育児の主導権を親たちが持つ」ということです。0歳の時期から日常的にこうしたトレーニングを繰り返すことで、欲求不満を残すことなく(赤ちゃんの記憶力は短くすぐに忘れてしまうので、性格に悪い影響があるのでは、などと考える必要はないようです) 赤ちゃんの脳の中の「自己抑制システム」の発達を促進させることができます。

将来忍耐力のあるストレスに強い子どもの心の準備ができるのです。

こうした事が、将来、人間になるために欠かすことのできない、さらに重要な(知識、学力などを含む)トレーニングの受け入れを可能にする大切な方法なのです。

人間形成の成功、不成功をにぎる鍵は、自己抑制力であること、そして、コミュニケーション能力があることです。どんなに頭がよくて学力が優秀でも、この能力に欠けると人間としての資質の向上が望めないからです。


立派な大学教授が、悪い事だとわかっていても盗撮をやめられないのも眼窩前頭資質の発達が脆弱だったのが理由かもしれません。

子どもの欲求を容れることは大事ですが、幼児の欲求は自己抑制力がきかない為に、際限なく増大します。

不当な要求や過大な要求は、早い時期に必ず「断念させる」というこの凛とした親の態度があってこそ、これが将来 思いやりがあって、優しく、忍耐強く、挫折に強い子に育ち、
成長して、互いのコミュニケーション能力を持ち、善悪の判断力を持ち、社会性を身につけ、共に共感する能力を持ち、思いやりの気持ちを持ち、理性の力で自分の感情を抑える事ができるようになるのです。

その結果、無気力にならず、好奇心、努力、やる気、挫折に強い忍耐力を手にするのです。
これこそ、多くのお母さま方が望む理想の子ども像ですね。

                       
「断念」の心を養うと言っても、育児に手抜きを進める訳ではありません。抱っこも、おっぱいも、おんぶも、添い寝も、それが必要だと感じるなら、それはそれで良いのです。
このトレーニングは、特に自己抑制のきかない乳児期に重要です。どこでストップをかけるか、それは、親たちがそれぞれ自分で判断して決める事です。

その時赤ちゃんは、激しく泣くかもしれません。でも、それによって赤ちゃんが欲求不満になることはないのです。早い時期から赤ちゃんの心の中に少しだけ育てておかなければ、魔の2歳児になってから、さんざん苦労させられるのは親たちなのです。

経験則からみても、生後早い時期から始める程に乳児はよく適応します。1歳を過ぎてからでは、少し苦労するかもしれませんが3歳までに「断念」の芽をつくりましょう。
3歳までは、知識が最優先しなくてよいのは、この為です。

 無駄な欲求をあきらめさせたいのなら、
       親も、無視をすればいい。
       子どもは泣きながら我慢することを覚え、断念するでしょう。


若いお母さん、お父さん、がんばって!

それではまたお目にかかりましょうね。

Nakamura momoko
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by mgmomoko | 2015-01-08 13:11