人気ブログランキング | 話題のタグを見る
「新年を迎える為に神社でしている本当の意味」
明けましておめでとうございます。
本年も 何卒よろしくお願い申しあげます。
「新年を迎える為に神社でしている本当の意味」

今年もあとわずか、マヤ暦によると2012年12月21日でマヤの暦が終了したとのこと。2013年は、本当の意味で新しい年になるのかもしれません。

日本では、新年を迎えるにあたって殆どの方が神社に初詣に出かけます。
神社に向かうと入り口で手水をして清めます。これは、単に手を洗ってきれいにすると言う事では無く、からだ全体に神さまのエネルギーを入れるということのようです。

水でどうしてそのような事ができるのかというと、清めに用いる水はただの水ではないからです。昔からの大きな神社で出る水は、どこもその殆どが最高の水なのです。それを知って、古来日本では、山に神さまを祀り、神の気の入った素晴らしい水を得てきたのです。

「中臣寿詞」(なかとみのよごと)という古い祝詞に、
天つ神さまの清らかな水が現れてくるというお告げがあって、その通りにしたら竹林から霊力のある素晴らしい水が湧き出てきた。それを天上の水として地上の水と混ぜ合わせたところ、日本中の水が清められ、きれいになったというお話があります。

よく誤解していることのひとつに、
「祓い」も、“穢れ“をとってもらうという事ではなく、「万物の命がたくさん生まれ」「気が枯れることのないように」と神さまのエネルギーを頂くのであって、汚れを取ってもらうのではもちろんないのですよね。
 神社で行う事には、本来の意味がちゃんとあるのです。

「新年を迎える為に神社でしている本当の意味」_a0183245_028250.jpg


神社で頭を下げ、神妙な気持ちで神主さまからお榊でお祓いを受けることがあります。もしこれが穢れ(汚れた気)をとってもらうのであれば、その汚れた気が、近くにいる人にくっついてしまうかもしれません。(笑)
自分だけ穢れを取ってもらったらいい! そんなことを神さまがなされるはずもありませんからね。

水で「清め」るということは、神さまの気が入った水で手を洗ったり、体を清めたりすることで、その気が体の中に入ってきて、体中が神の気で充ち満ちてくる。そういう事が清めであり、祓いであるそうです。

こうしたことが分かると、手水も「冷たいから、ちょっとまねだけ!」というのは、もったいないですね。

2013年が、皆さまにとって素晴らしい年になりますように!!神さまの気が体中に充ち満ちてきますように!!!

それではまた、お目にかかりましょう。

Nakamura momoko
by mgmomoko | 2013-01-01 00:28