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「種子島宇宙センターと屋久島」への夏合宿  (後半編)
こんにちは、こんばんは。
「種子島宇宙センターと屋久島」への夏合宿  (後半編)



ここからは路線バスを使って屋久島いわさきホテルに向かいます。

この路線バスが、満席で大変でしたが、島の男子高校生達とのやり取りは、結構楽しかったです。

大変素朴で、優しく、とても気持ちの良い生徒たちでした。屋久島はみんな穏やかで、優しい人ばかりだなあと、ここでも感心していました。

屋久島の山をかなり登った所に屋久島いわさきホテルはありました。周りは本当に超絶景です! 夕食には、亀の手と名付けられた、文字通り、亀の手そっくりの貝が入ったおみそ汁などに、子どもたちは大興奮。すぐ目の前にそびえたつ屋久島の島々を眺めながら、肌がすべすべしてくる露天風呂に入り、明日の屋久島観光に備えました。 おやすみなさいzzz。。。

朝、部屋のカーテンを開けると、そこには大きな山々が目の前に迫っています。水分をたっぷり含んだ木々の葉の緑や、いかにも美味しそうな朝の空気が、心も体も癒してくれます。
さあ!今日も楽しい一日が始まりそうです。

屋久島観光のバスには、陽気で気の良いガイドさんが一緒に行ってくれることになりました。

「運が良ければ、屋久島鹿や屋久島猿がお出迎えしてくれますが、さて今日はどうでしょうか。」と言ってみえたので、子供たちに見せてあげたいなあ、との願いが叶い、最初に屋久島鹿(小ぶりでスリムです)、続いて 屋久島猿が、バスのすぐわきで 私達を全く気にせず毛造ろいをしています。

急な山道を進んでいくと、外は絶景!またも、猿たちの群れです。今度は鹿です!と最後には、ガイドさんの呼びかけにも、新鮮さを失う程で、あちらこちらから、屋久島の野生動物達がお出迎えをして下さり、まことに申し訳ない程でした。
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屋久杉観光スタートは、千尋の滝(センピロ)からです。滝の左側の一枚岩は、本当に壮大です。次は、屋久島ランドで樹齢3000年という紀元杉を見たり、吊り橋を渡ったりしながら山の中を散策です。

縄文杉は、今回見られませんでしたが、幹は13人が手を繋いだ大きさと一緒とのこと、みんなで手を繋いでみて、改めてその大きさが分かりました。

いつか、縄文杉にも逢いに行きたいものです。

屋久島自然館では、屋久杉の年輪を数えたり、1000年以上経たないと屋久杉とは呼ばないなど、いろいろお勉強をしました。

バスを間もなく降りようとする頃、ガイドさんがこんな事を仰いました。

「私は、屋久島に生まれ育ちましたが、まだそうした経験がありません。でも、中には、屋久島で写真を撮られると、まれに、写真の中に“もののけ姫”に出てくる“こだま” が写真に映る事があるそうです。」

「あのぅ。昨年、屋久島に来た時撮った写真に、こだまがいっぱい写りました。」と和世先生。

そうなんです。昨年の夏の合宿「比叡山、延暦寺&琵琶湖 紅葉」の時の写真にも、こだまが、いっぱい写っていました。

そして、今年の種子島、屋久島の合宿の写真にも、この “こだま“が、やっぱり、いっぱい写っていました!

私達のデジカメがおかしいとお思いかもしれませんが、沙里先生の写した写真にも“こだま“が写っていたのです。

みんながとっても楽しい気分の時に、この “こだま”が写る気がします。

さて、合宿も終盤になりました。
みんな元気はつらつ、誰一人病気にもならず、後は、飛行機を乗り継いで、帰路につくのみとなりました。

乗り継ぎ場所の鹿児島では、お土産を買ったり、夕食を食べたりして、旅の最後を惜しみました。1000円のお小遣いの残り、230円、180円などを握りしめ、これで買えるお土産はないものかと、必死になっている子ども達の姿は、本当に可愛いの一語に尽きます。

30年近く、春合宿に夏合宿、一体今までに何回合宿を経験して来ているか分かりませんが、いつも無事故、病気、怪我なしでこれたことに感謝、感謝です。

今回も、本当に中身の濃い、刺激的な合宿が無事終了しました。子供たちの心には、さて、何が強く残っている事でしょう。楽しみ、楽しみ。
 

神さま、ありがとうございました。。。

長くなりました。
それでは、また お目にかからせて下さいね。
by mgmomoko | 2011-08-09 19:35 | 旅行記