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「記憶力が劇的に伸びる方法」の巻
こんにちは、こんばんは。

「記憶力が劇的に伸びる方法」という、大変魅力的なタイトルでの内容です。

勉強に暗記はつき物、もしかすると勉強が嫌だったのではなく、無理やり覚えなければならなかった、そのことが嫌だったのかも知れないなあ、と思う私です。

だから、子ども達には出来ることなら「楽に記憶できて、楽しんで勉強に取り組んでもらいたい。」と願っています。

世に記憶力を良くする為のトレーニングは山ほどありますが、あまり効果は望めません。
(いままでの記憶のメカニズムについての書籍は、記憶の構造の説明ばかりで、あまり参考にならなかった。正確にいえば、難しすぎて良く分かりませんでした。)

ならば、林先生の分かりやすい脳科学の書籍から、この方法ならできるのでは!と思えるものを上手に取り入れ、記憶力だけでなく、理解力まで高めてしまおう!と思っています。

脳科学的に、少し難しい事はちょっと横に置いて、とっておきの方法に注目しました。「記憶力が劇的に伸びる方法」の巻_a0183245_0165916.jpg

人間の脳には全部で4つの記憶の種類があります。
1.作業記憶・・・「お昼ご飯なに食べた」など、どうでもよいと判断され、すぐに忘れて 
いく記憶
2.学習記憶・・・勉強によって物事を覚える記憶
3.運動記憶・・・自転車の乗り方を覚えるなどの記憶
4.体験記憶・・・自分の体験を通しての記憶

もちろん、最も強烈なものがこの体験記憶です。人間の脳は、自分が体験したことを強く覚えるようにできているのです。

「一度うまくいった方法があると、もっと良い方法があると聞いても、つい自分の成功体験を信用してしまう。」これは、脳が体験記憶に従って行動したがる為なのです。

この体験記憶を勉強に導入すると、とても効果的なのです。

導入する為の方法の一つは、
勉強したことを自分の言葉で口に出して“実況”する。
実際アメリカの大学で取り入れられているものの応用です。アメリカでは授業の後、教授が学生にその日勉強した内容を言わせるのです。
学んだことを自分の口で言うことで、一つの体験記憶を作っているのだそうです。

体験記憶を導入するもう一つの方法は、「理解したいもの、覚えたいものそのものになりきる」こと。
体験とは、身体を動かすことだけでなく、イメージの中でもできるのです。
学習記憶に体験記憶を持ち込むことにより強固な記憶が生まれるのです。この方法は、いかにそのものになりきれるかがカギになるので、ここでも“素直さ“が必要なのです。


「そんな悠長なことしていたら、たくさん覚えられません!」
とおっしゃるお母さま、たくさん覚えてどんどん忘れていく方法、さんざん私達それで苦労してきたのではありませんか?少し効率が悪いようでも確実に覚えていくのと、さて、どちらがその子にとっての財産になるでしょう。

そう言えば、昔、ずば抜けて優秀な友達がいましたが、その友達は「毎日寝る前に、その日学校で書いたノートをただ声に出して読む。すべての教科のノートを読んでも10~15分で終わる。」と言っていた事を思い出しました。
学習記憶に体験記憶を持ち込んでいたんですね!!
なるほど。。

古文が比較的覚え易かったのは、十二単を着て墨の香りを感じながら雅の人になりきっていたからかも。
今日からは、ブロンドに青い目のドヌーブになりきって英語でも覚えようかな?
おっとフランス語ですね。
ではまた
是非お目にかからせて下さいね。
by mgmomoko | 2011-04-20 00:18 | 脳科学